夏はあまりの暑さに、どうしても食欲が落ちてしまいがち。そんな時に喜ばれるのが、冷たくて喉ごしがつるっとしているそうめんです。
そうめんの食べ方の定番といえば、めんつゆと薬味でさっといただくもの。この薬味ですが、あなたの家では何を入れてますか?
そこで定番から変わり種まで、そうめんのおすすめ薬味を順番に紹介しますので参考にしてくださいね!
定番のそうめんの薬味と言えば
葱(ネギ)
青ネギや万能ねぎをみじん切りにしたものは、定番中の定番ではないでしょうか。みじん切りにするだけで食べられ、シャキシャキ感とピリッとした辛さがそうめんにぴったり。
わけぎ・あさつきを入れる事もありますが、こちらもピリッとした辛さがよく合います。
わさび・唐辛子・しょうが
ネギとともに薬味の定番となるのが、山葵(わさび)・唐辛子(とうがらし)・生姜(しょうが)といった香辛料です。それぞれ辛さの性質が違いますが、いずれも刺激的な辛さでそうめんのまろやかな味にぴったり。
薬味というよりは調味料感覚で、他の薬味とも組み合わせやすいのもうれしいですね。
大葉(青じそ)
ネギとともによく薬味として使われるのが、さわやかな風味が楽しめる大葉(青じそ)です。家庭菜園の定番でもありますし、庭で収穫してさっと洗ってそのまま食べられるのも便利ですね。
細切りにして香りを楽しんだり、大きめにちぎって食感を楽しむのもアリですよ!
白ごまと海苔(韓国のり)
そうめんの風味付けに定番なのが、白ごまと海苔(のり)。細く刻んだ海苔と香ばしい白ごまを組み合わせれば、栄養豊富で美味いそうめんになりますね。
また普通の海苔以外にも、韓国のりを使うのもおすすめ。味が濃いので、夏の疲れた体にはピッタリです。
茗荷(みょうが)
大人の味わいが楽しめる茗荷(みょうが)も、そうめんの薬味の定番の一つ。独得の香りをより引き出したいなら、縦に細切りにするとシャキシャキして食感もよくなります。
一方でみょうがの食感や香りが苦手なら、横に細切りにしてから10分程度水にさらしてみましょう。こうすることで香りが程よく抜け、食感もそれほど気にならなくなりますよ!
定番以外にも!そうめんが美味しくなるおすすめ薬味
揚げ玉(天かす)
めんつゆと揚げ玉(天かす)の相性はとてもよく、そのためそうめんに入れても美味しいんです。
そうめんはツルッと食べられる一方で、味が淡白になりがち。揚げ玉には油が含まれているので、淡白な味にコクがプラスされて食べやすくなりますよ!
梅干し
独得の酸味がおいしい梅干しは、和え物の味付けにもよく使われます。
また酸味に含まれるクエン酸は、夏バテ対策に効果的で体が喜ぶ食べ物の一つ。使うときは種を取り除いてから包丁の背でたたき、ねり梅にしてめんつゆに混ぜていただきます。
大根おろし
ぴりっと辛い大根おろしは、そうめんに絡ませるといつもと違った味わいが楽しめます。
実は大根おろしには胃もたれ改善や食欲増進効果があり、夏バテで食欲がないときの強い味方に。また汁には殺菌効果もあるので、絞らずそのままめんつゆに加えましょう。
きゅうりとハム
そうめんを食べるときは、どうしてもそうめんだけになってしまいがち。栄養面を考えるなら他のおかずもほしいですが、暑いとそれも面倒になりますよね。
そんなときはきゅうりとハムを千切りにして薬味にし、冷やし中華風そうめんに。市販の錦糸卵を添えればよりボリュームアップになりますし、調理の手間も省けますよ。
納豆とオクラ
ネバネバ食材は免疫力アップや消化を助ける働きがあり夏バテ対策には効果的です。そんなネバネバ食品の代表格である納豆とオクラを、薬味に使うとそうめんとよく合います。
ネバネバ成分がそうめんによく絡み、しかもボリューム満点の一品に。納豆はひき割りのほうがよく絡みますが、粒納豆をそのまま使っても大丈夫ですよ!
トマト
夏に美味しくなるトマトをざく切りにして薬味にすると、さっぱりとした酸味で美味しくいただけます。また一度凍らせてからすりおろしても、冷たくておいしい薬味に。
そうめんの上にトマトを盛り付け、めんつゆにオリーブオイルを混ぜて回しかけるメニューも。いつものそうめんに飽きたら、こんなメニューはいかがですか?
鯖の缶詰
鯖の水煮や味噌煮の缶詰は、常備しておくと便利な缶詰ですよね。
これをめんつゆに加えて薬味にすると、ボリューム満点のごちそうそうめんの出来上がり。実は鯖の水煮にだし汁と味噌を加え、豆腐やきゅうりを加えてご飯にかける「冷汁」という料理もあるんです。
本来は味噌ですがめんつゆでもおいしいので、そうめんだけでは物足りない時におすすめです!
そうめんは意外と何でも合う
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そうめんは味がシンプルで、めんつゆもどんな食材にも合う味付け。そのためどんな食材との相性がよく、食べるたびに新しい発見があるかも。
今回紹介したもの以外でも、キムチ・チーズ・豆板醤・ごま油・ラー油などもおすすめ。また刻んだ漬物や佃煮なども合うので、いつもの味に飽きたら試してみたいですね。
そうめんの薬味をたくさんそろえて、暑い夏をそうめんで乗り切りませんか?
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