日の生活に欠かせないものに、「タオル」があります。顔を洗ったときやお風呂上がりに、ふかふかのタオルで水気を拭き取ると気持ちいいですよね。

一方で昔からある「手ぬぐい」も、浴衣姿には欠かせないアイテムです。

しかし、手ぬぐいをどう使っていいのかや、タオルとどう違うのかがわからないという方も多いのではないでしょうか。

そこで、手ぬぐいとタオルの違いや、手ぬぐいの使い方についてまとめましたので、ぜひ参考にしてくださいね!

スポンサーリンク

手ぬぐいとタオルの違いは

手ぬぐいとは?

手拭い

手ぬぐい(手拭い・手拭)は、木綿を平織りした布のこと。大きさ(サイズ)は基本的に長さ90cm×巾35cm程度です。

手ぬぐいで有名なものとしては、「文」(ぶん)と「岡」(おか)がありますが、

  • 「文」は20番手の太めの糸を使用し、巾は33cm(あるいは34cm)
  • 「岡」は30番手の細めの糸を使用し、巾は34cm(あるいは35cm)

と、「文」より「岡」の方が少し大きめになっています。

長さは90cmが一般的ですが、メーカーによっては45cm、180cm、100cmなどのサイズが用意されていることもあります。

手ぬぐいの歴史は古く、奈良時代にはすでに使われていたという記録が。ただし当時は神仏像などを磨くためで、その後も神事の際の装身具として使われていました。

手足を拭くために使われるようになったのは、鎌倉時代になってから。江戸時代には庶民でも気軽に使えるアイテムとなり、デザインも豊富になっていきました。

手ぬぐいの利点・欠点

手ぬぐいの特徴は、糸が縦と横に交差して織り上がる「平織り」で作られていること。そのため布が薄く、折りたたんでもコンパクトになります。

また布の端が処理されていないものが多いですが、これは洗った時に端から水分が抜けやすいメリット(利点)が。そのため汚れても洗って繰り返し使え、すぐ乾いて使えるんですね。

手ぬぐいのデメリット(欠点)としては、何度も使っていくうちに、端がほつれやすくなってしまうこと。また使っていくうちに柔らかくはなりますが、それでも肌触りや少し硬め。

そして吸水性に関しては、タオルのほうが良い点があげられます。

タオルとは?

タオル

タオルとはタオル地と呼ばれる、糸がループ状に起毛した布で作られたもの。フェイスタオル・バスタオル・ハンドタオルなど、用途に合わせて様々なサイズで作られています。

一般的に良く使われているフェイスタオルの場合は、長さ85cm×巾34cm程度で、手ぬぐいに比べると少し短めになりますね。

メーカーによっても違いはありますが、フェイスタオル含め、一般的な大きさ(サイズ)は次の通りです。

  • タオルハンカチ…20cm×20cm
  • ハンドタオル …34cm×36cm
  • フェイスタオル…85cm×34cm
  • スポーツタオル…110cm×40cm
  • マフラータオル…100cm×20cm
  • バスタオル  …120cm×60cm

日本ではタオルも「手ぬぐい」と呼ぶことがありますが、これはタオルが明治時代に日本に入ってきたから。西洋手ぬぐいと呼ばれていた時代もあり、手を拭ける布はすべて「手ぬぐい」と言っていた名残なんですよ。

タオルの利点・欠点

タオルのメリット(利点)は、生地がふわふわしていて肌ざわりが良いこと。そして糸がループ状になっていることから、吸水性が高いことがあげられます。

また用途に合わせて様々なサイズが用意されているため、使い分けにもとても便利なんですよ。

タオルのデメリット(欠点)としては吸水性が高い一方で、少し乾きにくい点が。またふんわりしている関係でたたむとかさばり、持ち歩くのにやや不便な点もあげられます。

タオルと手ぬぐいの違い、まとめ

手ぬぐいとタオルの違いを、簡単にまとめました。

  手ぬぐい タオル
特徴 平織りの布でできたもの タオル地と呼ばれる、糸がループ状になった布から作られる
サイズ 基本的に長さ90cm×巾35cm程度 用途によって様々だが、フェイスタオルは長さ85cm×巾34cm程度
メリット
  • 布が薄く折りたたむとコンパクト
  • 乾燥が早い
  • ふわふわしていて肌ざわりが良い
  • 吸水性が高い
  • サイズが豊富で使い分けに便利
デメリット
  • 端がほつれやすい
  • 肌触りが硬め
  • 乾きにくい
  • かさばる
スポンサーリンク

手ぬぐいの使い方

手ぬぐいとタオルの違いについて説明してきましたが、私たちの生活に身近なタオルと違って、手拭いにはどんな使い方があるのでしょうか?

手を拭いたり汗を拭いたり

手ぬぐいはその名の通り、手などを拭いて使うもの。

そのためハンカチ代わりに使うことができますし、大きいので汗拭きにもぴったりです。また入浴時や洗顔時の、タオルの代わりに使うと優しい洗い心地となりますよ。

浴衣のお供に

浴衣でお出かけするときは、ぜひ手ぬぐいを用意しましょう。

手拭き以外の使い方として、帯が緩んできた時に間に挟むとずれにくくなります。

また首元の汗が気になる時に、浴衣の下に忍ばせて汗を吸収させる方法も。男性が浴衣を着用した時も、さっと汗を拭いて帯にはさむと粋なファッションになりますよ!

風呂敷代わりに

最近では風呂敷が見直されていますが、手ぬぐいも小物を包むのに便利です。

特にお酒などのビン類は縦長なので、手ぬぐいで包むとちょうどよいサイズ。かわいい手ぬぐいでラッピングして、そのままプレゼントするのも素敵ですよ。

インテリアとして

手拭のインテリア

手ぬぐいは手頃な価格でありながら、美しいもの、かわいいもの・・など、豊富なデザインが楽しめます。

そのため、手ぬぐいを縫い合わせて、ミニカーテンにする人もいるんですね。

また、そのまま手ぬぐいを壁に貼るだけで、部屋の雰囲気が変わるインテリアにも。あるいは急な来客時に、見せたくない小物の上にかぶせて目隠しにも使えますよ。

□手ぬぐい包み方【ボックスティッシュ】

*ボックスティッシュを手ぬぐいで包むだけで、おしゃれに生まれ変わりますよ!

手ぬぐいもタオルもどちらも便利!

近では100円ショップでも販売されている手ぬぐいとタオルですが、どちらも手などを拭くのに使えます。

タオルは肌触りと吸水性に優れているので、特にお風呂上がりには欠かせません。

一方の手ぬぐいは小さくたためてすぐ乾くので、ハンカチ代わりに持ち歩くのに便利ですし、デザインも豊富なので、風呂敷代わりに使ったりインテリアにもピッタリです。

手ぬぐいもタオルもどちらも便利なので、それぞれの特徴を活かして使い分けましょう!