新潟まつり花火

国各地で開催される夏祭りは、地元の人にとって楽しみの一つですよね。ふるさとの夏祭りを楽しみにしながら、帰省する人も多いのではないでしょうか。

そんな夏祭りの一つに、8月に新潟で行われる「新潟まつり」があります。毎年100万人前後の人が訪れるほどの人気の祭りなんですね。

そこで、

  • 新潟まつりの2023年の日程や会場について
  • 民謡流し・住吉行列・花火大会など新潟まつりの見どころ
  • 新潟まつりの歴史

…について紹介していきますので、ぜひ参考にしてくださいね!

新潟まつり2023年の日程や会場は?

2023年は8月4日~6日開催

新潟のまち

新潟まつりは例年8月初旬の金・土・日の3日間開催です。2023年(令和5年)の日程は次の通り。スケジュールも合わせて紹介します。 従来より規模は縮小します。

  • 開催期間:2023年8月4日(金)~6日(日)
  • 最寄り駅:JR新潟駅

※万代シティ会場(お祭り広場、ステージとなる場所)


■スケジュール・イベントの場所
▼2023年8月4日(金)

時間イベント場所
19:00~20:30大民謡流し  1時間程度予定柾谷小路~萬代橋~東大通り(新潟甚句)、万代町通り(新潟甚句・佐渡おけさ)

▼2022年8月6日(土)  催し物に関しては公式HPをご確認ください。

時間イベント場所
10:20~11:30新潟キラキラパレード柾谷小路・新潟中郵便局前~メディアシップ前
10:00~17:30様々なイベントお祭り広場、お祭りステージ
①10:30~②14:20~住吉行列柾谷小路・新潟中郵便局前出発
12:40~13:30水上みこし渡御万代島水産物物揚場〜信濃川左岸みなとぴあ上流付近
13:30~手作り子どもみこし古町通7番町~白山神社
14:20~住吉行列古町通10番長出発
16:00~市民みこし古町通10番町~白山神社

▼2022年8月7日(日)

時間イベント場所
10:00〜住吉行列上大川前通4 出発
13:00〜本町通8 出発
14:10〜学校町通2 出発
10:00~17:30様々なイベントお祭り広場、お祭りステージ
19:20~20:20新潟まつり花火大会昭和大橋西詰
  • お祭りステージは、万代シティ特設ステージ
  • お祭り広場は、万代シティ通り・ガルベストン通りの辺り

になります。

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新潟まつりの見どころは?

大民謡流し

初日の8月4日(金)のメインイベントとなるのが、一万人以上の市民が参加する「大民謡流し」です。

大民謡流しとは、みんなで「新潟甚句」や「佐渡おけさ」を踊りながら、パレードを行うもの。参加チームごとにおそろいの衣装を着ていることもあって、見ているこちらも大盛り上がり!

しかも当日の飛び入り参加ができるので、見ていて踊りたくなった!という人にもうれしいですね。

□新潟まつり 大民謡流し「新潟甚句」
https://youtu.be/AUBShDQcSe4

*やぐらでの生演奏・生歌も登場し、踊る人たちも更に盛り上がりますね!

住吉行列

新潟まつりでぜひ見てほしいのが住吉行列です。

  • 2日目の8月5日(土)の10:30~、14:20~
  • 3日目の8月6日(日)の10:00~、13:00~、14:10~

に行われます。

4つのお祭りの中で最も歴史が古い住吉行列は、昔ながらの衣装をまとって新潟の市街をねり歩くというもので、新潟まつりのメインイベントと言えます。

そして行列に続いて、万代太鼓やかわいい子どもの神輿などが連なります。また船に乗ったお神輿が信濃川を横断する「水上みこし渡御」もあり、見どころ満載!

京都の葵祭を彷彿させますが、住吉行列を見ながら歴史に思いをはせるのもいいですね。

□住吉行列@新潟まつり
https://youtu.be/T796e4G20eE

*歩いたり馬に乗って進んでいるだけでなく、太鼓を演奏したり、船に乗ってたり・・などバラエティに富んでますね。

新潟キラキラパレード

2日目の8月6日(土)には、住吉行列とは別に、子供が乗った山車やマーチングバンドなど登場する「新潟キラキラパレード」も行われます。こちらも賑やかできらびやかですし、見ているだけでも楽しいですよ。

□キラキラパレード新潟まつり市
https://youtu.be/itvDZHfBZ-E

*子供から大人まで、みんな楽しそうですね。

新潟まつり花火大会

新潟まつりの最終日を飾るのが、信濃川から打ち上がる新潟まつり花火大会です。

今年2023年は、3日目の8月6日(日)に開催される予定です。

(以前の打ち上げ時間は19:15~20:30でしたが、今年は19:20~20:20  1時間弱

例年通りですと12000発以上の花火が打ち上がり、橋を利用した「ナイアガラ」が。フィナーレにはスターマインを一気に打ち上げる、「エボリューション」が楽しめます。

また船から打ち上げられる花火もあるなど、信濃川の地形を活かした花火は魅力がたっぷり。パワーアップした花火を楽しみたいですね!

□新潟まつり 花火大会 エボリューション
https://youtu.be/KSTGsXvs-hc

*フィナーレに上がるエボリューションです。迫力がすごいですね!

新潟まつり花火大会の有料観覧席

有料観覧席は協賛(市民協賛は1口3300円)申し込みの特典になります。6月30日まで申し込みできますのでお早目に

新潟まつりの歴史

4つのお祭りが合体!

新潟港

新潟まつりの起源は、江戸時代から行われていた「住吉行列」にあります。

住吉行列は、大阪の住吉神社からご神体を頂いた湊元神社(今の白山神社)のお祭りです。地域一帯の海が荒れないことと、大漁祈願のお祭り(住吉祭)としてはじまりました。

その後、新潟では「川開き」・「新潟港開港記念祭」・「商工祭」といった別のイベントも行われていました。しかし、「同じ夏の時期にばらばらにイベント行うよりも、まとめたほうが盛り上がるのでは?」といった声が地域住民よりあがったんですね。

そうした声を受けて、昭和30年(1955年)に、

  • 住吉祭(住吉行列)
  • 川開き(花火)
  • 開港記念祭(民謡流し)
  • 商工祭(パレード)

4つの祭りが合体して「新潟まつり」となったというわけです。

新潟港開港150年に向けて

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潟まつりは4つのお祭りが合体したもので、それぞれの良いところを取り入れたお祭りでもあります。伝統的な住吉行列や飛び入り参加もできる大民謡流しは、見る人も参加する人もとても楽しそうですよね。

また様々なイベントが楽しめるお祭りステージや、屋台がいっぱい楽しめるお祭り広場も見逃せません。最終日にはたっぷりと花火も打ち上がるので、3日間通して楽しむ人もいるほどです。

お盆前に行われる「新潟まつり」へぜひ遊びに行きませんか?