今年は縮小開催!
北海道の夏は湿度が低くて過ごしやすいため、暑さを逃れて遊びに行く人も多いですよね。特に函館は異国情緒あふれる町並みが人気で、多くの人でにぎわいます。
そんな函館の夏をさらに盛り上げるのが、函館港まつり。毎年2万人以上もの方がまつりに参加し、7万人以上の方が見に行く人気のお祭りです。
そこで、
- 函館港まつりの2023年の日程
- 函館港まつりの見どころ
- 交通規制について
- 函館港まつりの歴史
…といった内容で紹介していきますので、ぜひ見に行かれるときの参考にしてくださいね!
函館港まつりの日程やスケジュール
8月1日から開催!
函館港まつりは、例年8月はじめに北海道函館市にて5日間の日程で開催されます。
2023年(令和5年)の開催期間は次の4日間。イベントスケジュール予定もあわせてご紹介します。
- 開催期間:2023年8月1日(火)~5日(土)
- 会場:函館港付近、松風町付近、堀川町付近、はこだてグリーンプラザ前 他
■主なスケジュール
日にち | 時間 | イベント | 場所等 |
---|---|---|---|
8/1 | 19:45~20:50 | 道新花火大会 | 函館港一帯(打ち上げは緑の島) |
8/2 | |||
17:30~21:00 | ワッショイはこだて (十字街~松風町) 函館港踊り、子供イカ踊り&サマーカーニバル、函館いか踊り | 豊川町~函館駅前~松風町 | |
8/3 | |||
17:30~21:00 | ワッショイはこだて (千代台~五稜郭公園前) 函館港踊り、子供イカ踊り&サマーカーニバル、函館いか踊り | 千代台~本町~五稜郭 | |
8/4 | - | ワッショイはこだて予備日 | |
8/5 | 花火予備日 | ||
9:00~21:30 | 露店 | はこだてグリーンプラザ前 | |
※ワッショイはこだてが2日・3日連続して雨天中止になった場合は、4日の予備日には「十字街~松風町コース」でのみ実施となります。
イベント日程で注意してほしいのが、道新花火大会・ワッショイはこだてが、それぞれ雨天中止で延期された時です。
道新花火大会は8月1日に開催されますが、雨天の場合は5日に延期。そして5日に開催となった場合は、歩行者天国などのイベントはすべて中止となります。
また、8月4日は、2日・3日の「ワッショイはこだて」が雨天中止になったときの予備日。そのため2日・3日のイベントが予定通り行われたときは、8月4日にはイベントは行われません。
函館港まつりの見どころは?
ワッショイはこだて
8月2日に開催される「ワッショイはこだて」は、3万人近い市民が参加する踊りとパレードのイベント。ここでは「函館港おどり」のパレードと、「函館いか踊り」のパレードが楽しめます。
「函館港おどり」は盆踊り風のもので、第一回の港まつりで誕生した歴史ある踊りです。
一方の「函館いか踊り」は昭和55年(1980年)に市民が考案したもので、誰でも踊れる事をコンセプトにしています。考案したグループがパレードに参加したことで人気となり、今では多くの人が踊る定番となったんですよ。
- 「緑」のコースが8月2日(十字街・松風コース)
- 「赤」のコースが8月3日(千代台・五稜郭コース)
です。
□函館港まつり「ワッショイはこだて」いか踊りパレード(堀川~五稜郭コース)
https://youtu.be/qPBA64aC5mg
*イカ踊りは当日参加も可能なので、参加して思い出を作りませんか?
道新花火大会のみどころは?
函館港まつりの初日(8月1日)を飾るのが、「道新花火大会」です。
道新花火大会では、函館港で1万発もの花火がうちあげられます。スターマインや水中花火が楽しめますが、函館山からも見える花火大会としても知られています。そのため函館の美しい夜景とともに楽しみたい方で毎年にぎわうんですね。
函館港周辺や函館山付近は混雑しますが、坂の街でもある函館は様々な場所からでも花火を見ることができます。「八幡坂」などの観光名所からでも見えるので、マナーを守って楽しみたいですね。
□函館の夜景と道新花火大会
https://youtu.be/v7344krVrSU
*「100万ドルの夜景」と花火の組み合わせは、とってもぜいたくですね!
交通規制について
函館港まつりの期間中、函館駅周辺など、以下の場所で交通規制が行われる予定です。交通指導員や警備員の指示に従うようにしましょう。
(2018年度の情報をベースに記載しています)
日にち | 時間 | 規制の区域 |
---|---|---|
8月1日 | 18:00~22:30頃 | 函館港周辺、ともえ大橋・旧シーボートプラザ前・らせん階段・遊歩道など(緑の島は7/30より立ち入り禁止) |
8月2日 | 16:25~21:30頃 | 十字街~函館駅前~松風町間のパレードコース、周辺 |
8月3日 | 16:10~21:30頃 | 中島町交差点~千代台~行啓通~道新手前のパレードコース、周辺 |
8月4日) | 16:00~20:00頃 | 函館駅前~松風町間の電車通り、高砂通り等 |
8月5日 | 16:00~20:00頃 | 函館駅前~松風町間の電車通り、高砂通り等 |
函館港まつりの歴史
大火災がきっかけで
函館港まつりは、歴史あるイベント。多くの人が参加するにぎやかなお祭りですが、その始まりは悲しい出来事が関係しています。
函館は北海道でも古い街の一つですが、明治以降に何度も大火災を体験しています。その中でも昭和9年(1934年)3月21日に発生した大火災は、市街地の1/3が焼けてしまうほどでした。
そして大火災から1年後の昭和10年(1935年)、市民を元気づけるために「函館港開港記念のお祭り」を開催することに。市民が集まって踊り、パレードを行うなどしてとても盛り上がったんですね。
ちなみに、昭和10年は、函館港が海外との窓口として開港してから77年目に当たる年。「人間で言えば77歳の“喜寿”にあたる、めでたい年だ」と当時の市長の発言も残っています。
楽しさいっぱいの函館の5日間!
【関連記事】
函館港まつりは、大火災から元気になろうと始まったお祭り。また函館港の開港記念として、港を盛り上げるためのお祭りでもあるんです。
初日に行われる花火大会は迫力満点で、函館の夜景とともに楽しめる素敵なもの。ワッショイはこだては伝統の踊りと、ユニークで覚えやすい「いか踊り」で市民が一体となります。
8月は素敵な函館がとても盛り上がる、北海道の函館港まつりへ遊びに行きませんか?
|
コメントを残す