身近な野菜の一つであるきゅうりは、家庭菜園でも作りやすい野菜の一つ。サラダや漬物に欠かせないですし、カロリーが少ない野菜としても良く知られています。
カロリーが少ない野菜と聞くとダイエットにピッタリに思えますが、実際はどうなのでしょうか?せっかくダイエット用にたべるなら、含まれる栄養のことも知りたいですよね!
そこで、
- きゅうりのカロリーと栄養素はどれぐらい?
- きゅうりの効果は?ダイエット向きなの?
- きゅうりのおすすめの食べ方
について紹介しまするので、ぜひ参考にしてくださいね!
きゅうりのカロリーと栄養はどれぐらい?
1本あたりの栄養とカロリーは
標準的なサイズとなるMサイズのきゅうりは、1本あたり約98g。
そこで1本(98g)あたりの栄養価とカロリーについて紹介します。
栄養素 | 成分(1本あたり) |
---|---|
カロリー | 14kcal |
ビタミンA | 27.44μg |
ビタミンB1 | 0.03mg |
ビタミンB6 | 0.05mg |
ビタミンC | 13.72mg |
ビタミンK | 33.32μg |
葉酸 | 24.5μg |
カリウム | 196mg |
カルシウム | 25.48mg |
銅 | 0.11mg |
モリブデン | 3.92μg |
食物繊維 | 1.08g |
きゅうりは1本あたり14kcalと低カロリーですね。また量は少ないものの、各種栄養素をバランスよく含む野菜です。そしてほぼ水分でできていて、その水分割合は約95%というから驚きです。
また、
- 脂肪を分解する酵素であるホスホリパーゼ
- 血管を拡張して血流を良くするアミノ酸であるシトルリン
もきゅうりには含まれているんですね。
きゅうりの効果は?ダイエット向き?
体がひんやり
きゅうりの特徴といえば、約95%にもなる水分。そのため水分不足になりやすい夏に食べることで、水分補給になるんです。
また、たっぷり含んだ水分は体を自然に冷やす効果が。きゅうりで自然に体を冷やせるのは、体にやさしいですね。
むくみ改善に
たっぷり水分が含まれるということは、自然とおトイレも近くなる効果が。またカリウムには体内の余計な水分を出す効果があるので、むくみ改善も期待できます。
さらには水分と一緒に、余計なナトリウムを出す効果も。ナトリウムは塩分に含まれるものなので、生活習慣病予防にもつながるんですね。
ローカロリーで脂肪を分解!
先に記載した通り、きゅうりに含まれる酵素・ホスホリパーゼには、脂肪を分解してくれる効果があります。
またアミノ酸の一種であるシトルリンには、体の代謝を上げて血流が良くなる効果が。
その上、きゅうり自体のカロリーが1本あたり14kcalと、食べすぎても気にならないメリットも。カロリーが控えめで脂肪を分解しつつ、運動するとやせやすい体作りにきゅうりはピッタリですね。
注意してほしいポイントも
きゅうりにはたっぷりの水分が含まれるため、注意してほしいポイントがあります。
それがきゅうりの水分によって体が冷えるということ。体が冷えると脂肪が燃えにくくなるので、ホスリパーゼの脂肪分解効果が出にくくなることがあります。とくに体が冷えやすい方は食べ過ぎに注意してくださいね。
また「きゅうり」はほとんどが水分なのですぐお腹が空いてしまい、つい間食してしまうこともあります。
サラダで食べる人も多いきゅうりですが、ドレッシングやマヨネーズも気をつけたいポイント。商品によっては高カロリーなものもあり、低カロリーのきゅうりのメリットを消してしまうこともあるんですよ。
きゅうりのオススメの食べ方
豆乳ときゅうりのスムージー
きゅうりに含まれるホスホリパーゼは、加熱するとあまり効果が出ません。一方ですりつぶすことで酵素が壊れやすくなり、より脂肪を分解しやすくなります。
そのため、ダイエットを考えてきゅうりを食べるなら、生の状態かすりおろして食べるのがピッタリ。さらに腹持ちの良さと食べやすさを考えると、豆乳や果物を合わせたスムージーがオススメです。
- 豆乳 400cc
- きゅうり 1~2本
- バナナ 1本
■豆乳ときゅうりのスムージーの作り方
- バナナときゅうりは1口大に切ります。
- 豆乳とともにミキサーにかけます。
- 全体が滑らかになったら完成。
豆乳とバナナが入ることで甘みが加わり、きゅうりの風味が消えて飲みやすくなります。甘みをプラスしたいなら、小さじ1/2のはちみつを加えてみましょう。
すりおろしきゅうりと冷やっこ
すりおろしたきゅうりは、そのままだと少し食べづらいと感じることもあります。
そこで、辛味のある生姜と混ぜて、薬味として使いましょう。
暑い夏に美味しい豆腐にのせて、いつもと違った冷やっこに。そこに1~2滴のラー油を加えた小さじ1程度のしょうゆをかけると、更においしくなりますよ!
□すりおろしキュウリ ダイエットレシピ そうめん編
https://youtu.be/jcX_sPHcU8c
*そうめんの上に乗せるだけで、いつものそうめんが早変わり!
きゅうりを上手に使ってダイエットを
水分がたっぷり含まれるきゅうりは、暑い夏に食べると体を内側から冷やしてくれます。しかもカロリーが低くて脂肪を分解する効果があると聞けば、毎日でも食べたいですよね。
ただし、たっぷりの水分は脂肪を燃やしにくくする効果もあり、食べてもすぐにお腹が空いてしまうことも。そしてたくさん食べてもすぐに効果が出るものではないので、食べるならほどほどを心がけましょう。
漬物にサラダにおいしいきゅうりを上手に活用して、ダイエットの手助けにしませんか?
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