夏になると全国各地で花火大会が開催され、多くの人でにぎわいます。首都圏などで見られる花火大会も楽しいのですが、旅行先で花火を楽しむのも素敵ですよね。

そんな方におすすめしたいのが、北海道・帯広市で毎年夏に開催される勝毎花火大会。視界を遮るものが少ない花火大会はとても人気で、全国から観光客が訪れるほどなんですよ!

そこで、

  • 勝毎花火大会の2024年の日程や時間
  • 花火大会の見どころや穴場スポット
  • アクセス情報

…を紹介するので、ぜひ参考にしてくださいね!

勝毎花火大会の2024年の日程や時間は?

北海道トップクラスの花火大会

綺麗な花火

勝毎花火大会(かちまいはなびたいかい)とは、毎年8月に北海道帯広市で開催される花火大会。2023年で71回目を迎える花火大会は、来場者数は非公開ですが道内トップクラスなんです。

ちなみに「勝毎」とは、花火大会を主催する「十勝毎日新聞」の略称。地元の方にとって、とても馴染み深い名称でもあります。

2024年の開催は8月13日

2024年(令和6年)の勝毎花火大会は次の通り。お盆期間と重なるため、遊びに行きやすいのも魅力的ですね。

その他の情報に関しては、次の通りです。

  • 開催日時:2024年8月13日(火)
  • 開催時間:19:30~21:00
  • 開催場所:帯広市・十勝川河川敷特設会場(十勝大橋下流から約400m付近)
  • 主催:十勝毎日新聞社

※雨天時は14日に順延予定 14日も悪天候なら17日

勝毎花火大会の見どころ!

2万発の花火と音楽

きらびやかな花火

勝毎花火大会の特徴は、2万発近い花火音楽が連動したプログラムが組まれていること。照明や音楽と連動したプログラムは、まるで動く絵画を見ているかのように感じられます。

フィナーレには「錦冠(にしきかむろ)」とよばれる、長く尾を引く花火を連発。これがとても美しく、勝毎花火大会の名物ともなっているんですよ!

□勝毎花火大会 2017 グランドフィナーレ
https://youtu.be/Ts44tQCWpIU

*花火も素晴らしいですが、音の演出が素晴らしいですね。

観覧席は?

会場となる十勝川河川敷特設会場には、有料・無料の観覧席が設けられています。

今年度は無料で入場・観覧が可能な一般開放席は設けません。
チケットをご購入いただいた方のみ入場・観覧が可能です。

有料席は、次の4種類。

  • ゴールドシート席(定員4名の枡席 24200円)
  • ペア席(定員2名のパイプ椅子席 14300円)
  • ゴールドシート(個人席 6,600円)
  • スタンダードシート(個人席 1650円)

無料席は、次の3種類が用意されています。

  • 身障者席
  • 安全対策協力エリア入場整理券席(十勝大橋東側)
  • 一般開放席(十勝大橋の西側、及び大橋の東側で、かつ有料席より東側)

この内「一般開放席」以外は全て事前予約(チケット)が必要な席。そのうち、ファミリー席・ペア席は「十勝在住者」優先の観覧席となっています。

その一方、一般開放席は当日開放となるため、例年大混雑が予想される席となっています。

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勝毎花火大会の穴場スポットは?

有料席が取れなかった時や混雑をなるべく避けたい場合は、次の穴場スポットからの見学がおすすめです。

■鈴蘭公園音更町(おとふけちょう)は帯広市の隣町で、鈴蘭公園は十勝大橋のすぐ近くにあります。

小高い丘のある広大な公園で、レジャーシートを敷いて花火を楽しむことができます。公園内にはトイレもあるため、親子連れにも嬉しいスポットなんですよ。

住所:音更町鈴蘭公園

■すずらん大橋

会場からは離れますが、十勝川にかかる道道75号線の「すずらん大橋」も穴場スポット。

こちらも近くにトイレがあるため、いざという時に安心ですね。またすずらん大橋周辺の河川敷も、花火見物にはうってつけです。

場所:帯広市と河東郡音更町の境、十勝川・下音更川に架かる

■帯広競馬場

帯広競馬場は、農耕馬を走らせる「ばんえい競馬」が行われる競馬場。荷物を乗せたソリをひきながら走る姿は、サラブレッドにはない力強さが楽しめるんですよ。

そんな「ばんえい競馬」の開催地である帯広競馬場では、花火大会当日はナイター競馬が開催されます。そのため競馬を楽しみながら、花火見物もできるんですよ。

場内には飲食ブースが充実していてますし、トイレも完備。ちょっと変わった花火見物を楽しみたいなら、おすすめのスポットなんですね。

住所:帯広市西13条南9丁目

アクセス情報

十勝

飛行機で直接向かう場合

東京方面から向かう場合、帯広空港(とかち帯広空港)への直行便が便利。東京羽田空港から帯広空港まではおよそ1時間35分です。

帯広空港からは帯広駅方面への連絡バスを利用すれば、40分ほどで帯広駅に到着します。帯広駅からは、会場行きのシャトルバスが利用出来ます。

飛行機と電車を利用する場合

本州方面から飛行機で新千歳空港ヘ向かい、快速エアポートで1駅先の南千歳駅へ向かいます。そして帯広方面へ向かう特急に乗車すれば、2時間ほどで帯広駅に到着します。

車でのアクセスは

札幌方面から車で向かう場合は、札幌南インターから道央自動車道へ。

千歳恵庭JCTからは道東自動車道へ移動し、芽室帯広ICで降りると特設駐車場があります。そこからシャトルバスを利用し、会場へ向かいましょう。

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十勝平野で花火を

の北海道はカラッとした暑さで、気温が上昇してもどこか過ごしやすい気候。夜も過ごしやすく、花火見物には最適の地域とも言えます。

そんな北海道・帯広市で開催される勝毎花火大会は、光と音楽と花火のコントラストが。またラストまで目が離せない花火が上がり続けるため、見ごたえ抜群なんですよ

本州とは違った夏を過ごしたいなら、花火を見に十勝平野へ遊びに行きませんか?