雨の季節はお出かけが面倒になりがちですが、そんな梅雨時だからこそ楽しめる場所も。特に6月頃に開花となるあじさいは、その日によって多彩な色が楽しめます。

あじさいの名所はいくつもありますが、関西では京都・三室戸寺のあじさいが見応え抜群。そうなると気になるのが見頃ですが、いつ行けば美しく楽しめるのでしょうか?

そこで、三室戸寺のあじさいの見頃や、ライトアップなどの見どころについてご紹介しますので、ぜひ行かれるときの参考にしてくださいね!

三室戸寺のあじさいの見頃は?

三室戸寺の基本情報

三室戸寺

三室戸寺(みむろとじ)は京都府宇治市にある由緒あるお寺。西国三十三所の第十番札所でもありますが、特にあじさい寺として全国的に知られています。

開演日や入園時間、拝観料などの基本情報は次の通りです。

    • あじさい園の開園期間:2023年6月1日(木)~7月9日(日)
    • 入園可能時間:8時30分~15時40分

※ライトアップの日は、6月10~25日の土日のみ  19~21時(20:30受付終了)

  • 拝観料:大人1000円/小人500円

 

(通常時は大人500円・小人300円ですが期間中は変わります)

  • 住所:京都府宇治市莵道滋賀谷21

 

例年のあじさいの見頃と2023年の見頃は?

三室戸寺のあじさいですが、例年の見頃は6月中旬から下旬にかけて。早い品種は6月上旬頃から開花が始まり、6月下旬にピークを迎えます。

きれいな紫陽花の花

ただしあじさいはその年の梅雨や気温により、開花が左右される花。梅雨入りが早ければ開花も早まり、梅雨が長引けば開花時期も長くなる傾向があります。

年によって、梅雨入り・梅雨明け時期は多少違ってきますが、近畿地方の長期予報では、概ね雨が少なめとなっています。ですので、昨年と同じく梅雨の時期が少し早まると推測されます。

そこから2023年のあじさいの見頃は、平年より少し早めの「6月中旬の早め~下旬」となるのではないでしょうか。念の為5月中旬くらいから、京都の梅雨入りに注目したいですね。

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三室戸寺のあじさいの見どころ

一万株ものあじさいが!

三室戸寺のあじさいは、寺院内にある「あじさい園」で楽しむことができます。

庭園内には50品種、約1万本ものあじさいが。杉の木に囲まれた庭園内に咲く様子は、「紫絵巻」と讃えられるほどなんですよ。

あじさいの品種も多彩で、日本原産の品種から珍しい品種まで勢揃い。

例えば

  • 小さな蕾の周りに額縁のように花を咲かせる、ガクアジサイ
  • 丸いポンポンの形でおなじみの、西洋アジサイ
  • 円柱状に花が形成される、柏葉アジサイ
  • 小さく可憐な花が楽しめる、幻のあじさい、七段花(しちだんか)

…といったものが、よく知られています。

□京都 6月 三室戸寺 紫陽花庭園
https://youtu.be/IFpIViiQPg8

*細い路地を通り抜けながら、たっぷりあじさいが楽しめます。

※幻のあじさいと呼ばれている「七段花」です。

【参考記事】
紫陽花(あじさい)はどれぐらいの種類があるの?花言葉は何?

ハートのあじさい

また三室戸寺には、「ハートのあじさい」があることでも有名です。

これはあじさいの花の形が、ハート型に咲くというもの。と言っても特定の品種を指すものではなく、毎年必ずあるものでもありません。それだけに見つけることができたら、「恋が叶う」という伝説もあるんですよ。

あじさいの様々な品種の違いも楽しみつつ、ハート型のあじさいも見つけられたらラッキーですね。

*ハート型の紫陽花は、探せば結構見つかるようですよ。

ライトアップは?

三室戸寺では開花時期に合わせて、あじさいのライトアップを実施。あじさいのライトアップは全国的にも珍しく、近畿圏では三室戸寺だけで行われています。

三室戸寺のライトアップの詳細は、次の通りです。

    • 開催期間:
      • 6月10日(土)・11日(日)
      • 6月17日(土)・18日(日)
      • 6月24日(土)・25日(日)
    • ライトアップ時間:

19時~21時(入場受付は20時30分まで)

    • 拝観料:大人1000円/小人500円

(通常時は大人500円・小人300円ですが期間中は変わります)

注意点としては、ライトアップの日のあじさい園は昼夜で入れ替え制となること。昼間のうちに入園しても、16時30分には退園を求められるので注意してくださいね。

□闇夜に浮かぶ紫陽花(あじさい)(三室戸寺(京都))
https://youtu.be/0CFZ7qArG1A

*昼とはまた違った、幻想的な世界が広がっていますね。

三室戸寺へのアクセス

常に参拝客で賑わう三室戸寺ですが、あじさいの見頃時期となると非常に混雑するようになります。300台収容可能な有料駐車場(1回500円)はありますが、特に土日は早めに満車になってしまいます。なるべく公共交通機関を利用するようにしましょう。

三室戸寺

公共交通機関でのアクセスは

三室戸寺へ向かう場合、JR奈良線・宇治駅、あるいは京阪の宇治駅へ向かいましょう。

JR宇治駅からは・・
期間限定の直通臨時バス「あじさい号」が平日20~30分間隔、土日は10~20分間隔で運行されています。料金は大人210円、小人110円です。
(ルートは、「JR宇治駅⇔京阪宇治駅⇔三室戸寺」になります)

京阪宇治駅からは・・
徒歩15分で三室戸寺に到着します。あるいは「あじさい号」を利用しましょう。

特に週末はバスも混雑しますので、京阪宇治駅からの方はゆっくり景色を見ながら歩いて行かれるのもおすすめですよ。

尚、あじさい号のバスの運行は15時~16時くらいまでで終了します。ライトアップを見たい方はJR宇治駅からタクシーなどを利用するようにしましょう。

美しいあじさいを見に行こう!

【関連記事】

雨入りしてしまうと自宅で過ごしがちですが、あじさいの花は梅雨の時期だからこそ楽しめる花。雨に濡れる様子も美しいですし、天候や湿度に合わせて色を変える様子も素敵です。

京都・宇治の三室戸寺では様々なあじさいが楽しめ、恋が叶うと言われるあじさいも。ライトアップされたあじさいを見たら、梅雨の時期も好きになれるかもしれませんよ。

梅雨だからこそ美しいあじさいを見に、三室戸寺へ遊びに行きませんか?

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