
「うちはお金持ちじゃないから」という方でも、保険証券など重要な書類はありますよね?大事なものは盗まれたり紛失してしまうとそれこそ大変。また再発行の手続きなどにも時間が取られてしまいます。中には再発行すらできないほど大切なものもあるでしょう。
貴重品や各種証券・思い出の品を大事に保管するなら、やはり家庭用の金庫がうってつけ。ぜひ一家に一台持っておきたいですね。
しかし金庫にも様々な種類があるため、どれを選べばいいのか迷ってしまうのではないでしょうか。
そこで、家庭用金庫の選び方や人気の家庭用金庫について紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね!
家庭用金庫の選び方
防犯目的か災害対策か
金庫は大きく分けると「二種類の守り方」があるのをご存知でしたか?
一つは、「泥棒から守るための金庫」です。
これは「防盗金庫」と呼ばれるタイプで、外部からの衝撃に強い特徴があります。ドリルやハンマーで破壊出来ない頑丈さに加え、金庫によっては数人がかりでないと持ち出せない重量のものもあります。
金庫の暗証番号がバレない限りは、まず盗まれることが無い金庫となっています。
そしてもう一つが、「火事などの災害から守るための金庫」です。
これは「耐火金庫」と呼ばれるタイプで、その名の通り火事でも長時間耐えられる特徴があります。金庫によっては耐水性を高めたものもあり、金庫が水浸しになっても中身は守られるんですよ。
また最近では防盗金庫と耐火金庫、両方の特徴を備えた金庫も増えています。不安なら両方兼ね備えたタイプを購入すると、より安心ですね。
家庭用金庫の大きさはどうするか
金庫に入れる物のサイズによって、選ぶ家庭用金庫も変わってきます。
たくさん入れたい物があるなら、据え置きタイプがおすすめ。重量もあるため盗み出しにくい安心感もありますし、様々な貴重品を守ることができます。
ただし重量があるため、床が重さに耐えられるかの確認が必要となります。

一方で、それほど入れる物がない、あるいは大きい金庫は高そうと思うなら手提げタイプが最適。持ち運びができるので、常に手元において置ける安心感があります。
ただし持ち運べるということは、誰でも持ち出しできるということでもあります。防犯目的で金庫を探している場合は、この点に注意が必要ですね。

鍵の方式で選ぶ
金庫で重要なのは、鍵や暗証番号が漏れたり忘れたりしないこと。そのためにも使いやすさで金庫を選ぶ方法もあるんですよ。
家庭用の金庫の鍵は、次の5種類が主流となっています。
- ダイヤル式
金庫ではおなじみの方式で、鍵を差してから決められた順番通りにダイヤルを回すと解錠出来るもの。ダイヤルの回転がスムーズなものを選ぶと、より解錠しやすくなります。
- テンキー式
暗証番号を押すだけで解除出来るタイプや、鍵や指紋認証などを組み合わせたタイプがあります。
- シリンダー式
鍵だけで開られるタイプで、鍵の種類によってはピッキングの危険も。ディンプルキーと呼ばれる、より安全性の高い鍵を使ったタイプを選ぶと安心です。
- 磁気カード式
カードを通すだけで開くタイプで、テンキーと組み合わせたものが主流となっています。
- マグネットキー式
マグネット式の鍵を差し込むなどして解錠するもの。操作が簡単なのが魅力的です。
なお、金庫によっては複数組み合わせたものもあります。例えば、ダイヤル式とシリンダー式の両方の機能が使われているといった金庫は良くありますね。
人気の家庭用金庫と言えば?
それでは人気のある家庭用金庫から、代表的な3つのメーカー(ブランド)についてご紹介します。まずはこれらのメーカーの商品を検討してみてくださいね。
Sentry(セントリー)
セントリーはアメリカの金庫メーカーで、高品質でありながら手頃な価格で購入出来る特徴が。種類も豊富で、手提げサイズから高さ約60センチサイズまで揃っています。
デザイン性にも富んでいるので,、おしゃれにこだわりたい人にもオススメです。
EIKO(エーコー)
エーコーは日本の金庫メーカーで、業務用も含めて幅広いラインナップが揃っています。特に注目してほしいのが、「インテリアデザイン金庫」というもの。
見た目は木目調の台に見える金庫なので、金庫の存在がバレないメリットもあるんですよ。
Diplomat(ディプロマット)
ディプロマットは韓国の金庫メーカーで、世界100カ国以上で実績を残しているメーカーでもあります。
デザインはシャープなものが多く、またテンキーの位置が一見するとわからないものも。またテンキーが見えているものも、それ自体が一つのデザインとして成り立っていておしゃれなんですよ。
家庭用金庫で大事な物を末永く!
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家の防犯には十分気を配っていても、窃盗犯が忍び込んで被害にあうこともあるかもしれません。また地震や火事などで、貴重品がたいへんな事になってしまうこともあります。
そんな万が一に備えるなら、家庭用金庫を用意するのがオススメ。「防盗金庫」と「防火金庫」の違いを理解し、また入れたいものに応じてサイズも選びたいですね。
あなたの大事なものをしっかり守るために、家庭用金庫を導入することを検討しませんか?
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