学年が上がったときや進学した際に悩むのが、それまで使っていた教科書のこと。なんとなく捨てられず、小学校・中学校・高校の教科書全てが手元にある…なんて人は多いかもしれませんね。
もう一度勉強するために毎日開くならともかく、全く使ってないなら思い切って捨てるのもアリです!
しかし捨てるのであれば、
- 捨て方はどうすればいいのか
- 必要な人に売ることは可能なのか
といったことも気になりますよね。
そこで、教科書を捨てるタイミングと捨てる時の方法についてまとめてみました。
教科書を捨てるタイミングは?
中学の教科書の場合は
高校受験のために、中学3年間の教科書を残していた人も多いのではないでしょうか。
しかし、高校進学後には、中学校の教科書を必要とすることは稀(まれ)です。
そのため、高校進学後は、中学の教科書は基本的に捨ててしまって構いません。
ただし、高校によっては、入学後すぐに学力確認のテストを行ったり、中学の知識が問われることも。
ですので、念の為ゴールデンウィーク頃までは、教科書を残しておくほうが安心ですね。
高校の教科書の場合は
高校の教科書に関しても、大学・専門学校進学後に必要となる場面はまずありません。また就職した場合は、社会人として必要な一般常識やビジネスマナーを学ぶ必要が。
そうなると高校の教科書を開く機会はほぼなく、やはり不要となりますね。
高校の教科書に関しては、卒業式を終えたら捨ててしまって大丈夫ですよ。
大学の場合は
大学を卒業して社会人となった場合、大専門知識を活かす場面は残念ながら多くはありません。また毎日の仕事に追われ、社会人としての新たな知識を学んでいく必要も増えてきます。
あるいは就職をきっかけに引っ越しなどもあり、その時に不必要な荷物は減らしたいもの。
大学の教科書については、不要と感じた時点で、思い切って捨ててしまいましょう。
ただし就職先が大学で学んだ知識を必要とする場合は、捨てずに手元に残しておくべき。仕事で行き詰まった時に、教科書を見直すことで新たな気付きに出会えるかもしれませんよ。
残して置きたい教科書は
基本的には捨ててしまって構わない教科書ですが、残したほうが良いものもあります。
それは、
- 地図帳
- 日本史・世界史の資料集
です。
「地図帳」は世界地図が掲載されている上に、地域ごとに細かな地図が掲載されています。手放した後に改めて購入しようとすると、意外と値段が張るものです。
また、国の名前が変わったり国境が変更しても、その事自体が「歴史」の貴重な資料に。
子供が持つ地図帳と比べてみて、昔はこんな国があったと説明することもできますよ。
「世界史や日本史の資料集」は、歴史の大まかな流れをつかむのに便利な本。
ただし新発見でそれまでの定説がくつがえることもあるので、これが絶対だと信じるのは厳禁です。
不要になった教科書を捨てる方法は?
地域の捨て方に合わせる
教科書は書籍であるため、捨てる場合は基本的に「燃えるゴミ」「紙ゴミ」となります。
ただし地域や自治体によって分類が違いますので、必ず地元の自治体の区分を確認しましょう。
また資源回収業者や、町内会などの廃品回収に出す方法もあります。
廃品回収の場合はリサイクルされることが多いので、自然にやさしい捨て方と言えますね。
教科書を捨てる前に行うことは
教科書を捨てる前に、必ず確認してほしい点があります。
それは、名前が記入されているかどうか。
細かいことかもしれませんが、個人情報が漏れる可能性があるからです。また、教科書内にいたずら書きをしていた場合も、他人に見られる可能性も。
可能であれば、消すか塗りつぶすなどして、名前やいたずら書きは消しましょう。
教科書を売ることは可能か
小学校・中学校・高校の教科書
教科書は書籍ということで、リサイクルショップに売れないかなと考える人はいませんか?
残念ながら小学校・中学校・高校の教科書は、書き込みのない新品同様でもほとんど価格がつきません。書き込みがある場合は買い取り不可になりますので、売れないものと考えましょう。
大学の教科書や専門的な教科書
大学の専門的な内容の教科書に関しては、専門書に強い古書店で買い取る場合があります。
こちらの場合ですと多少の書き込みがあっても、買い取り価格がつくことが。
ネットで申し込みが可能な古書店もあるので、「専門書 買取」などのキーワードで検索してはいかがですか?
例えば、教科書買取専門店「テキストポン」では、
- ラインやマーカーがある
- 表紙カバーが無い
といった本でも買取してくれます。
会員登録も不要ですし、10冊以上なら「送料無しの着払い」で送ることができるのも嬉しいですね。
>>教科書買取専門店による教科書買取サービス【テキストポン】
もったいないけど思い切って
教科書は学年が上がるとほとんど使わなくなる一方で、捨てるのがもったいないと感じてしまうものです。
しかし使わないものを手元に置き続けても、いつかは捨てる覚悟を決めなければなりません。それでしたら不要と思ったタイミングで、思い切って捨てる事。
大学などで使う専門書以外は、古本屋でも価格がつかないと聞けば思い切って捨てられますよね?
一年間お世話になった教科書に感謝した上で、資源として活用出来るように捨てましょう!
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