新年や4月の新年度のタイミングで、新しい手帳に切り替える人も多いかと思います。
毎日のスケジュールを記入したり、気になったことを書き込む手帳は、プレイベートでも仕事でも欠かせないアイテムですね。
一方で手帳は使いづらいと感じている人や、何を書き込むべきか悩んでしまう人も多いかもしれません。
そんな方にぜひ教えたいのが、「バレットジャーナル」という斬新な手帳の使い方なんですよ!
そこで、
・バレットジャーナルとは
・仕事でバレットジャーナルを使うメリット
・バレッドジャーナルの使い方
について、順にご紹介していきます。
ぜひ手帳使いの参考にしてくださいね!
バレットジャーナルとは
年間・月間・毎日+好きなこと
バレットジャーナル(Bullet Journal)は、アメリカのライダー・キャロル(Ryder Carroll)という人が考案した手帳の使い方。2013年ごろに考案され、ここ数年で日本でも広まりだしているんです。
バレットジャーナルは、やりたいことを確認するための「タスク管理ツール」として誕生しました。
そのため基本的な項目は、
- 年間スケジュール
- 月間スケジュール
- デイリー
の3種類だけ。
後は必要と感じた時に、「アイデアメモ」といった項目を追加。
そしてこれらの項目がどのページにあるのかを記入する、「インデックス(目次)」を作成します。
バレットジャーナルの「バレット」とは?
バレットジャーナルの特徴は、
- 箇条書きで書き込む
- 箇条書きにした項目の前に様々なアイコンを置く
ことです。
アイコンの種類はいくつかあり、これらをまとめて「Key」と呼んでいます。
そのKeyの一つに、タスクを表す「・」というアイコンが。日本では「点」「中点」と呼ばれるこの記号ですが、英語では「Bullet(バレット・ブレット)」と呼んでいます。
「弾丸」という意味もあるこの記号をたくさん使うため、「バレットジャーナル」という名称となったんですね。
仕事でバレットジャーナルを使うメリット
やるべきことが把握しやすい
バレットジャーナルでは、箇条書きで書いた項目の前にKeyを置くのが基本。Keyにはそれぞれ意味があり、完了・予定済みなどがひと目でわかります。
そのため「次に何をすべきか」を、ひと目で把握しやすくなるんですよ。
思いついたらメモを取る習慣が
バレットジャーナルは箇条書きで書き込むことが多いので、ちょっとしたことでも気軽に書き込みやすいメリットがあります。そのため小さな思いつきもすぐ書けるため、あとで見返すと思わぬ気づきが。
また些細なことでもメモを取る習慣は、意識しないと身につかないもの。
しかし、バレットジャーナルを使い続けることで、メモを取って後で見返す習慣が自然と身につくんですよ。
バレットジャーナルの使い方
インデックス(目次)を作る
バレットジャーナルで最初に行うのが、インデックスを作ること。ページは余裕を持って4ページほど取り、書籍のように隅にページ番号を振ります。
この「ページ番号」は重要ですので、その後の項目でも忘れず振りましょう。
年間・月間・毎日のスケジュール欄を作成する
次に、年間スケジュール・月間スケジュール・デイリーのページを作成します。
年間スケジュール・月間スケジュールは、それぞれ見開き1ページ程度を。デイリーは1日1ページといった決まりはないので、1ページ内に数日分書き込んでもOKです。
その上で、ページ番号を振るのを忘れないようにしましょう!
そしてインデックスに、「何ページにどの項目があるのか」を記入します。
例えば
- 10月スケジュール 3ページ
- 10月のデイリー 4ページ~6ページ
…といった具合です。
Keyをつけて書き込む
書き込むページを作成したら、
- 今日の予定
- やるべきタスク
- 今思っていること・感じていること
など、何でも書き込んでみましょう。
書き方は箇条書きが基本です。ただ書きやすいのであれば、箇条書きでなく文章でもOK。
そして書き込んだ項目の前に、Keyをつけます。
基本的なKeyは、次のものとなります。
- タスク …「・」
- 完了したタスク …「×」
- 移動したタスク …「>」
- 予定を組んだタスク…「<」
- イベント …「○」
- メモ …「-」
記号はこうするといった決まりはないので、自分がわかりやすいものに変更して構いません。
Keyの使い方の例としては、
- 年間スケジュールに書いた項目で、月間に移動可能なものがあれば「>」をつけて月間にも書き込む。
- 月間スケジュールに書き込んだ中で実行したものがあれば、デイリーにも記入し「×」をつける。
といった方法がありますね。
こうすることで、いつまでも残っているタスクなどが把握しやすくなりますよ。
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バレットジャーナルを上手に活用して
バレットジャーナルは、自由度の高い手帳の使い方です。
基本的には箇条書きで記入して、その前に意味のあるアイコンをつけるだけ。慣れればシンプルで使いやすく仕事上でも非常に有効です。
またプライベートで使う場合は、
- 映画チケットを貼って感想を書いたり、
- 毎日の日記を書いたり、
- 将来の夢を書いたり、
・・そういった自由な使い方ができるのも、バレットジャーナルの特徴でありメリットなんですよ。
ビジネスでもプライベートでも活用出来る場面が多いバレットジャーナルで、手帳を上手に活用しませんか?
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