スマホを見る

iPhoneやAndroidなどのスマートフォン(スマホ)は、外出先でも必要な情報を確認出来たり、経路情報や地図を調べたりと、本当に便利ですよね。

一度スマホを使い始めたら、「スマホなしでの生活は考えられない!」という方は多いんじゃないでしょうか?

ただ、スマホを使うときに気になるのが通信量。各キャリアのパケ放題関係のプランに入っていても、今は様々なプランがあり、完全使い放題とは言えない契約の方も多いでしょう。

どんな料金プランがあなたに合っているのか?注意して確認したいところですね。

そんなスマホ通信料と節約方法について紹介していきます。

スマホの通信量を節約しないといけない理由は?

データ通信量の多いスマホを契約するときには、ほとんどの方は、「パケット定額」プランに加入すると思います。

でないと「パケ死に」してしまいますからね。

でも、「パケ放題」(パケット定額)だからと言って、無制限に「快適な」通信ができるわけではないんですよ。

スマホを操作する

パケット7GB制限とは

パケット7GB制限とは、限られた携帯電話の周波数帯を有効に使うために一部のヘビーユーザーの使用を制限するための規制です。

事実、上位数パーセントのヘビーユーザーが、通信料の約4割を独占していたとのキャリアの調査もあります。

ヘビーユーザーの使用を制限することは、ユーザー全体にとって非常に大切なことだと言えるわけです。

それでは、なぜ「7GB」なのでしょうか?

これは、「普通のユーザーが、ほとんど不便なく使える通信料をちょっと上回った水準」と言うことで決められています。

7GBの制限を超えるとどうなるの?

7GBの制限を超えたからと言って、データ通信ができなくなるわけではありませんが通信速度が最大 128kbpsと極端に遅くなります。

普段の通信速度の何百分の一、と言った遅さなので、快適には程遠く、速度が遅すぎてかなりストレスがたまってしまいます。

実際に7GBの通信制限を超えて、通信速度が落ちた場合の動画がありますよ。速度制限にかかってしまうと、こんなに遅くなってしまうんですね。

■スマホの通信速度が制限された(>人<;)

だから、7GBを超えないように、通信料の節約が必要になると言うわけですね。

新しい料金プランは良くチェックを

NTTドコモ、au、ソフトバンクの3社とも、毎年「新料金プラン」を出しますよね。。

年によって変わってきますが、最近の料金プランだと、「2GBまで」「5GBまで」「10GBまで」などの「きざみ」があり、データ通信料によって料金が大きく変わります。

当然ですが、10GBなどの通信料の大きなものは、従来あった定額プランよりもかなり高めになっていますね。

こうした料金プランでは、制限を超えた場合は追加料金が必要になります。「2GB」や「5GB」以内におさめようと思ったら、これまで以上にデータ通信の節約が必要になってきます。

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スマホの通信量の使いすぎに気をつけることは?

通信量の特に大きな使い方に

  • 動画の閲覧
  • テザリング

があります。

電車でスマホを見る

動画の閲覧はどれくらい使う?

YouTubeの標準画質の動画の場合、7GBの制限内で見ることのできる時間は、約6時間~17時間との計算結果があります。

この時間、どう思いますか?

意外に短いことがわかりますね。

高画質の動画は、ファイルサイズが大きく、データ通信量も大きいので、決められたパッケト制限内で見ることのできる時間は、更に短くなってきます。

いざと言うときにスマホを快適に使えるようにするためにも、Wi-Fiが使えるところは積極的にWi-Fiモードでを使うようにしましょう。

動画ならなおさらですね。

便利なテザリングは?

テザリングとは、スマホを経由して、PCやタブレットなどをインターネットに接続し、通信を行うこと。

スマホが1台あれば、どこでもデータ通信ができますし、モバイルルーターや、タブレットの通信契約が不要になるため、特に外出時には非常に便利です。

私も時々外で使ってますが、Wi-Fiが使えないカフェなどではとても重宝しますね。

ただ、このテザリングは、便利な機能ですが、通信量は非常に大きいんですね。またテザリングに使用していると、スマホの電池の減りも早くなります

通信量節約の観点からは、テザリングを使うのは外出時・緊急時に限るようにした方が良さそうですね。

スマホ通信量の主な節約方法は?

iPhoneやAndroidスマホの通信量を節約するためのポイントは、通信量の大きな使い方を避けることと、意図しない通信を避ける、つまり自動的に通信しないようにすることです。

主な節約方法をご紹介しますね。

スマホを機内モードにする

機内モードをオンにすると、すべての電波発信がオフになります。

ただし、Wi-Fiに関しては個別に設定できるため、「機内モードをオン → Wi-Fiはオン」という設定にすれば、Wi-Fi限定でデータ通信を行うことができます

ただ、機内モードをオンにすると、電話がかかってきても出ることができないのはもちろん、着信履歴も残りません。

この方法は「電話がかかってこない・かけて来てほしくない」人向けの方法と言えそうです。

パケット通信をするアプリを制限する

iPhoneには、アプリごとにデータ通信をオン・オフにできる機能があります。

[設定]→[モバイルデータ通信]→[モバイルデータ通信を使用]のところでアプリごとにモバイルデータ通信のオン/オフを切り替えましょう。

モバイルデータ通信をオフにした場合、Wi-Fiのみで通信することになりデータ通信量を節約できます。

iPhone画面

同期するのを制限する

iPhoneのiCloudは、いろんなものを同期してくれるので便利ですがデータを同期するためには通信が発生します。

同期する必要のないものは、同期をオフにすると通信量を節約できます

Androidの場合は、「設定」→「アカウントと同期」で「バッググラウンドデータ」「自動同期」をオフにしておくと通信量が節約できますよ。

※Androidのバージョンによっては、操作画面が違うことがあります。

iPhone画面2

究極は、データ通信を切ってしまう

データ通信ができないようにしてしまえば、通信が発生しないので、通信量の節約になります。

iPhoneの場合、[設定]→[モバイルデータ通信]でモバイルデータ通信をオフにすればデータ通信がWi-Fiのみになり、通信量の節約になります。

必要に応じて切り替えるというのもいいですね。

Androidの場合は、データ通信オン/オフを切り替えるウィジットがあると思うので、探して使うと便利です。必要に応じて、オン/オフを切り替えるようにしましょう。

データ通信量は毎日チェック!

そもそもですが、データ通信量はスマホで毎日きちんとチェックして下さいね。

月初めには通信量の統計情報をリセットすることも忘れずに!

iPhoneでは、「設定」→「モバイルデータ通信」で通信量のチェック、統計情報のリセットが出来ます。

Androidでは、「設定」→「データ通信」という項目があれば通信量のチェックが出来ますが、

機種によって無い場合は、各キャリアの専用のアプリで確認する必要があります。

いざというときのために、普段から通信量の節約に努めよう

以前、勤めていた会社で7GB制限にかかったという人がいたので「何に使ったの?」と聞いたところ「甲子園を見た」と言うことでした。

どうやら、移動中に甲子園中継を見ていたようです。野球ファンは、甲子園やシーズン中は特に注意ですね。

スマホ

以前、Androidを使っていた時には、上限の低いライトプランだったため、モバイルデータ通信のオン/オフをこまめに切り替えて使うようにしていました。

最近は、そんなこともなくなりましたが、新料金プランに移行したらシビアにならざるを得ないと感じています。

自宅では、もっぱらWi-Fi環境で使っているので問題ないのですが、外出時の通信量はやはり気になります。ただ、通信量と利便性は裏腹の関係なので、せっかくの便利な機能を使わないのはもったいないとも思います。

普段から通信量の節約に勤めていれば、いざと言うときに安心。そのためにも、普段から情報の収集に努めたいものですね。

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