好きな麺類と言えば、ラーメンと合わせて必ず名前が上がるのが、「うどん」と「そば」ではないでしょうか。
ツルツルとした食感が美味しい「うどん」と、独特の色と香りが楽しめるお「そば」。どちらもファンが多く、またこだわるととても奥深い麺類でもありますよね。
そんな「うどん」と「そば」ですが、何となくそばの方がヘルシーな気もしますよね。しかし実際のところ栄養や消化の面などではどんな違いがあるのでしょう?
うどんとそばの違いを、栄養面や消化の良さで比べてみました。ぜひ参考にしてくださいね!
うどんとそばの違い
うどんは「小麦粉」
うどんの主原料は「小麦粉」で、そこに水と食塩を混ぜた生地を切って茹でていただきます。
うどん生地は練ってからしばらく寝かせることで、独特のコシが生まれるんですね。
また「うどん粉(うどんこ)」という言葉もありますが、これは「中力粉」のこと。中力粉は薄力粉や強力粉と同じく小麦粉の一種で、程々の弾力を生み出す粉となっています。
そばは「そば粉」
そばの主原料は、そばの実を乾燥させて精製したそば粉。ここに水や「つなぎ」と呼ばれる材料を混ぜ、練ってから細く切ったものを茹でていただきます。
そば粉に水を加えても粘り気があまり生まれません。そのためそばを打つには熟練の技が必要。そこで小麦粉・卵・長芋などの「つなぎ」を加えることで、そばを作りやすくしてます。
ちなみにそばには「十割そば」「二八そば」といった種類がありますが、これはつなぎの有無によるもの。「十割そば」はそば粉だけのそば、「二八そば」はそば粉8に対して小麦粉2を混ぜたそばなんですよ。
栄養面での違いは
次にうどんとそばの主な栄養素を、100gあたりで比較してみましょう。
栄養素 | うどん | そば(二八そば) | |
---|---|---|---|
カロリー | 105kcal | 114kcal | |
炭水化物 | 21.6g | 22.1g | |
タンパク質 | 2.6g | 4.8g | |
脂質 | 0.4g | 0.7g | |
ビタミン | ビタミンB1 | 0.02mg | 0.08mg |
ビタミンB2 | 0.01mg | 0.02mg | |
ビタミンB6 | 0.01mg | 0.05mg | |
ミネラル | マグネシウム | 6mg | 33mg |
カリウム | 9mg | 13mg | |
カルシウム | 6mg | 12mg | |
鉄 | 0.2mg | 0.9mg | |
亜鉛 | 0.1mg | 0.4mg | |
食物繊維 | 0.8g | 1.5g | |
食塩 | 0.3g | 0.1g |
「そばはヘルシー」とという印象が強いのですが、カロリーを見ると、うどんのほうが少しだけ低カロリー。
一方でビタミンB1やミネラルに関しては、ソバのほうが多く含まれています。
この他にもうどんとそばには、特徴的な栄養素が含まれています。
◆うどん…モリブデン・セレン
モリブデンは貧血予防効果と、脂質などを燃やす効果のある栄養素。セレンは免疫力アップと、老化防止効果のある栄養素となります。
◆そば…ソバポリフェノール・ルチン
ソバポリフェノールは、抗酸化作用のある栄養素。ルチンは血液サラサラ効果があり、動脈硬化予防などが期待できる栄養素です。
うどんとそばではどちらが消化が良いの?
「消化がよい」とは?
風邪で寝込んだときは、消化の良いうどんが胃腸に負担がかからず良いと言われています。
一方、そばも消化が良いと言われていますがどちらがより消化の良い食べ物なのでしょうか。
その前に、「消化が良い」という状態について説明します。
消化が良いというのは、簡単に言うと「胃に食べ物が長くとどまらない」状態のこと。そのため体内に早く吸収されやすい食べ物ほど、消化が良いということになります。
炭水化物は消化が早い
その上でうどんとそばを比べると、うどんのほうが消化が良い食べ物と言えます。
その理由としては、うどんはほぼ小麦粉でできているからなんです。
小麦粉は炭水化物が主成分で、炭水化物の特徴は体内で素早く糖分に変化すること。糖分に素早く変化することで体内への吸収が早まり、自然と消化が早まります。
ですので、うどんは体内に吸収されやすいため、消化が良い食べ物というわけなんですね。
一方のそばにも、炭水化物は含まれています。
しかし、そばは食物繊維がうどんよりも多く含まれる分、胃の中で水分を含んで膨らむ特徴が。そのためうどんと比較すると、やや消化が遅くなる傾向があります。
消化に良いうどんは?
煮込みうどんがおすすめ
そばよりうどんのほうが消化が早いのですが、更に消化を早くしたいなら「煮込みうどん」がおすすめです。
煮込みうどんは、うどんつゆで麺を柔らかくなるまで煮込むうどんのことです。
煮込みうどんにすることで麺が柔らかくなり、うどんが楽に消化できる状態に!しかも温かいうどんを食べることで、内臓の動きを活発にする効果も期待できます。
□煮込みうどん 豚肉と溶き卵で美味しさアップ!!
https://youtu.be/1w_ganzglSI
*具材は溶き卵や、斜め切りにしたネギがおすすめです。
よく噛んで
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うどんもそばもこだわる人が多い麺類で、中には手打ちを始める人もいるほどです。
香りがよくて喉越しがよく、ビタミン・ミネラルを取ることができるおそば。コシの強さが特徴的で、それでいて消化のよいうどん。
どちらも良いところがたくさんあるので、よく噛んで味わいたいですね。
美味しくて体にも優しいうどんとおそばを、今日の食事に取り入れませんか?
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