「おしゃれは足元から」という言葉もあるように、靴はメンズのコーデにおいて重要なポイント。せっかくのコーデも足元がいつものスニーカーや革靴では、同じような印象になってしまいます。
そんな時に活用したいのが、実用性抜群で種類も豊富なブーツ。
メンズにとっても様々なコーデで活用できるブーツは、何足あっても困らないアイテムです。
メンズ向けのブーツの種類と名前、そしてコーデで活用する際のポイントを紹介します!
メンズ向けブーツの種類と名前
ワークブーツ(ラインマンブーツ)
ワークブーツは厚底で丈夫な作りのブーツの総称で、メンズブーツの定番アイテム。労働者が履いていたブーツが元になっているため、シンプルな中にもかっこよさが光ります。
無骨なデザインのブーツを、まとめてワークブーツと呼ぶこともあります。その中でも靴紐で編み上げるタイプは、ラインマンブーツと呼ぶことが。
ラインマンとは「電線工」のことで、電柱間に電線を張る電気工が履いていた靴が名前の由来。頑丈さと動きやすい靴紐のグリップ感は、安全に作業できるためのものだったんですよ。
ワークブーツ・ラインマンブーツのコーデは、やはりカジュアルファッションがおすすめ。特にジーンズ・Tシャツ・ジャケットといったコーデと合わせると、絶妙のかっこよさが生まれますよ。
エンジニアブーツ
エンジニアブーツはワークブーツの一種で、1930年代にアメリカで生まれたブーツです。
ラインマンブーツと違って靴紐がありませんが、これは靴紐が機会に巻き込まれる事故を防ぐため。足の甲のベルトでホールド感を出しますが、ここがデザイン上のアクセントとなっています。
エンジニアブーツもカジュアルスタイルによく合いますが、ベルトのアクセントで上品に仕上がります。
チャッカブーツ
チャッカブーツは、くるぶし丈で靴紐の穴が2~3組あるのが特徴のブーツで、革靴に近い履き心地となります。
名称の由来はイギリス発祥のスポーツ「ポロ」で、履いていたブーツだからという説が有力。
ちなみにチャッカとは「ポロ」の競技時間を指す言葉で、1回のチャッカは約7分間となります。
チャッカーブーツは革靴に近いテイストということもあり、きれいめカジュアルにピッタリ。ジャケットやポロシャツ・チノパンと合わせても、ジーンズとも合うので1足あると便利です。
ウエスタンブーツ
ウエスタンブーツは、カウボーイが履いていた靴がルーツで、尖ったつま先と独自のデザインが施されたブーツ。革製品が多いため長く愛用でき、時間経過で変わっていく革の風合いを楽しめる特徴もあります。
コーデに関しては、ワイルドさの出たカジュアルコーデとの相性抜群。デザインが服装と合わせにくいと感じるようなら、ショート丈を選ぶとアクセントになって素敵です。
ペゴスブーツ
ウエスタンブーツをベースに、現代的にアレンジしたのがペゴスブーツ。
ウェスタンブーツの丈夫さも兼ね備えているため、こちらも長く楽しめる1足となります。
コーデに関しては洗練されたデザインのおかげで、幅広いファッションに合わせやすい特徴が。ジーンズもいいですしチノパンにも合うので、きれいめファッションの「外し」にいかがですか?
カントリーブーツ
カントリーブーツは、イギリスの貴族が田舎で過ごす際に使用したブーツが元になったもの。
ワークブーツに似ていますが、洗練されたデザインで見た目が美しい特徴があります。しかも貴族のアウトドア用に作られた靴なので、頑丈さもあって長く愛用出来るんですよ。
コーデに関しては、ブリティッシュテイストを意識するとより美しい印象に。トレンチコート・ジャケット・チノパンなどのシンプルな組み合わせで、スッキリ仕上げましょう。
サイドゴアブーツ
サイドゴアブーツは、ショート~ミドル丈のブーツで、サイドにゴムのストレッチ素材のラインが入ったもの。このストレッチのおかげで、とても履きやすくブーツの締め付けが苦手な方でも気軽に楽しめます。
特にショート丈は革靴に近い履き心地のため、通勤で履いている人もいるほどです。
コーデに関しても靴自体がシンプルなものが多いため、様々な服装にぴったり。ラフなスタイルからきれいめカジュアルまで受け入れるので、1足あると便利ですよ!
履きこなして魅力アップ!
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女性用の靴に比べると男性用の靴は、基本的な形が同じなので変化がつけにくい部分があります。
しかしその中でもブーツはデザインが豊富で、また革靴のように「長く愛用する楽しみ」もある靴。長く愛用出来るのでコーデの軸にしやすく、そこから服を揃える楽しみも生まれてきます。
カジュアルなイメージが強いブーツですが、一方でジャケットスタイルにも合うものも。様々なブーツを履きこなして、魅力ある男を目指しませんか?
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