小満(しょうまん)はどんな意味があるの?2017年はいつ?

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日見るカレンダーには普段あまり見慣れない、の用語が幾つも書かれています。その中には、読み方すらわからないものも。

メディアで取り上げられれば気がつくのですが、あまり触れられない言葉もちらほら。そんな暦の言葉の一つに、「小満(しょうまん)」があります。

小満という言葉を初めて聞いたという方も多いかもしれませんね。

そんな「小満」ですが、
・小満の意味
・2017年はいつ?
・小満の時期に行われることや食べるもの

など、順にまとめてご紹介しますので、この機会に覚えましょう!

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小満の意味とは?

やがて満ち足りる

小満とは、古くから使われてきた暦「二十四節気」の一つです。

二十四節気とは1年を24四等分した暦のことで、有名なものですと春分・秋分・夏至・冬至などがありますね。小満もその内の一つで、現在の暦の5月下旬から6月上旬を表しています。

小満という聞きなれない言葉ですが、これには次のような意味があります。

「万物盈満(えいまん)すれば草木枝葉繁る」

簡単に言うと、「気候が良くなれば、次第に草木も満ち足りて成長する」という意味。

盈満(えいまん)には「満ち足りる」という意味があり、やがて満ちる事から「小満」という表現となりました。


また秋にまいた種が冬を経て春に成長する様子に、一安心する(小満足)から「小満」とする説も。

いずれも作物の育成を願う気持ちと、成長することへの安心感が込められています。

小満の3つの時期

小満の期間を詳しく分けると、3つの時期にわかれます。

蚕起食桑(かいこおきてくわをくう)
初候(5月21日~5月25日頃)

小満の最初の頃は、育った桑の葉を蚕(カイコ)が食べて成長するというもの。蚕が作りだす繭をほどくと絹糸になり、かつての農家の貴重な収入源でした。そのため蚕は「おかいこさま」と呼ばれ、とても大切にされていたんですよ。

紅花栄(べにばなさかう)
次候(5月26日~5月30日頃)

中旬頃は、顔料の「紅」の材料となる紅花が開花する時期。紅花は油も取れ、顔料の紅は現在も口紅の便料として用いられています。

麦秋至(むぎのときいたる)
末候(5月31日~6月4日頃)

最後に訪れるのが、麦が育つ季節。麦秋とは秋にまいた麦のことで、ちょうどこの時期に収穫となります。

梅雨の始まり

沖縄には梅雨を表す言葉として、小満芒種(すーまんぼーすー)という方言が。

これは小満と次の二十四節気「芒種」の間ぐらいに、梅雨入りとなるからです。

また小満の時期に降りだす梅雨の事は、本州では「走り梅雨」と表現することも。本格的な梅雨には至らないものの、ぐずついたすっきりしない天候が続くという意味となります。

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2017年の小満はいつ?

今年は5月21日

小満がいつなのかを尋ねられた場合、
・小満になった日なのか?
・小満の期間なのか?

を確認する必要があります。

小満になった日であれば、例年5月20日か21日のいずれか。2017年に関しては、小満は5月21日となります。

一方で小満の期間なら、次の二十四節気である「芒種」の前日までが小満。2017年の場合は、6月5日が芒種なので、5月21日~6月4日までが小満の期間となります。

算出方法が知りたい

5月20日・21日のどちらが小満になるのかは、簡単な計算で算出することができます。

その方法は、今年の西暦を4で割る方法

小満の日は、

・4で割って余りが出た年は5月21日
・4で割って余りが0だった年は5月20日

となります。

2017年を例に取ると、4で割ると余りが1と出るので5月21日という結果が出ますね。

小満に食べるものは?やっておきたいことは?

秋麦を美味しく

小満の末の時期を「麦秋」というように、この時期は秋にまいた麦の収穫時期。

麦は一年中食べられますが、やはりとれたての味が別格。栄養も豊富なので、麦ごはんにしてとろろ芋を掛けていただきたいですね。

アスパラガスを食べたい

野菜や果物はこれから成長する時期となりますが、この時期に旬を迎えるものもあります。

その中でもアスパラガスは鮮度が落ちやすいため、旬を逃すとあまり見かけなくなる野菜。ベーコンとサッと炒めたり、グリルでじっくり焼くと美味しいですよ。

関連記事:アスパラガスの優れた栄養とカロリー!体に嬉しい食べ方とは?

梅雨支度と夏支度

小満は梅雨の初め頃にかかるため、室内がどうしても湿りがち。今のうちに室内の湿気対策や、エアコン・除湿機の動作確認を行いたいですね。

また企業や学校では、6月1日に衣替えを行うところも。当日慌てないように、夏服・クールビズの準備を行いましょう。

関連記事:クールビズの期間はいつからいつまで?服装はどうする?

草木の成長を感じよう

関連記事:
立夏(りっか)にはどんな意味がある?日にちはいつ?
芒種(ぼうしゅ)の意味とは?日にちはいつ?

小満は梅雨直前の時期にあたり、草木がいきいきと成長をはじめる時期でもあります。

梅雨は少し憂鬱ですが、日々成長する草木を眺めていると自然と癒されるかも。また秋にまいた麦やアスパラガスがこの時季に旬を迎え、食卓を賑わせてくれます。

梅雨対策や衣替えなど、行わなければならないこともたくさん。ちょっと忙しくなりそうな小満ですが、自然に目を向けつつ穏やかに過ごしたいですね!

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