又兵衛桜

の名所の中には、一本桜の名所も数多くあります。さらにその桜にちょっとした逸話や伝説があると、見る時の思いもさらに膨らむもの。

そんな桜の名所の一つに、奈良県の「又兵衛桜」があります。名前からして逸話に期待がもてますが、どんな桜なのでしょうか。

そんな気になる又兵衛桜、

  • 又兵衛桜の特徴と見どころ
  • 2019年の開花時期と見頃予想
  • アクセス

についてそれぞれ紹介しますので、ぜひ行かれる時の参考にしてくださいね!

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又兵衛桜の特徴や見どころ

又兵衛桜は、奈良県宇陀市大宇陀本郷にある一本桜で、別名本郷の瀧桜(ほんごうのたきざくら)とも呼ばれています。

普段はとても静かなこの地域ですが、又兵衛桜の開花時期になると大勢の観光客が桜を観るために集まります。その数は7~10万人にもなり、本郷地区がとてもにぎやかになるんですよ。

槍の又兵衛の桜

桜

又兵衛桜の名前の由来となったのは、戦国時代の武将・後藤又兵衛

「槍の又兵衛」の異名を持ち、大坂夏の陣(1615年)では豊臣方について活躍しました。2016年の大河ドラマ「真田丸」にも登場したので、ご存知の方も多いかもしれませんね。

後藤又兵衛は大坂夏の陣で討ち死しますが、実はひそかに生き延びたという逸話も残っています。その逸話によれば、大坂夏の陣の後に本郷の地で隠遁生活を送ったとか。豊臣家復興を願いながら暮らした屋敷にあったのが、この桜なんですよ。

美しい枝垂れ桜

又兵衛桜の特徴は、美しい枝垂れ桜(シダレザクラ)であることです。

  • 推定樹齢300年以上
  • 高さはおよそ13メートル
  • 幹回り3メートル超

屋敷跡の石垣の上に植えられて、さらに周囲には「桃の木」もあります。

実は桃の木の開花時期が、ちょうど又兵衛桜の開花時期と一緒。そのため桜と桃の美しいコントラストが楽しめるんですね。

「又兵衛桜まつり」も開催!

例年、桜の開花時期に合わせて、又兵衛桜まつりが2週間程度の期間で開催されます。さくら祭り期間中は、地元の特産品販売などが予定されていますよ。

  • イベント:又兵衛桜まつり
  • 開催日程:2019年4月上旬~中旬頃
  • 開催場所:又兵衛桜の周辺(奈良県宇陀市大宇陀本郷)

*見学料自体は無料ですが、「桜周辺整備協力金」として100円が必要です。

*人気のある一本桜だけに沢山の人が訪れてますね。

ライトアップは?

桜のお祭りといえば、ライトアップで照らし出される夜桜を期待したいですよね。

しかし残念な事に、又兵衛桜のライトアップは2015年より中止となっています。ライトアップしなくても美しい又兵衛桜ですから、明るいうちに楽しみましょう!

□又兵衛桜

*1分6秒ごろから、かつて行われていたライトアップの様子が見られますよ!

又兵衛桜の開花時期と見頃は?

開花は3月下旬

奈良県全体の桜の開花時期は、例年3月下旬から4月上旬となります。昨年2018年は平年よりも5日早い開花でした。

2019年の奈良県の冬はやや高い気温が推移しており暖冬傾向です。今後の天気の状況によって変わることはありますが、平年に比べればやや早めの開花になりそうです。

ただ記録的に早かった去年に比べると幾分遅めになると思われますので、開花は3月28日(木)頃~29日(金)頃になるのではないでしょうか。

又兵衛桜

ちなみに奈良県を含む近畿地方の、桃の開花時期も3月下旬から4月上旬にかけて。桃の方が少し開花時期が早いですが、又兵衛桜と同じ時期に楽しめますよ。

桜の見ごろは5日前後

又兵衛桜は開花してから5日ほどで満開を迎えます。そのため見ごろを迎えるのは、4月2日(火)~6日(土)にかけてと予想できます。

ただし雨や強風などの悪天候となると、あっという間に桜が散ってしまうこともあります。開花している間は、なるべく晴天であることを願いたいですね。

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又兵衛桜へのアクセス

公共交通機関でのアクセス

又兵衛桜のある奈良県宇陀市へは、JRと近鉄・バスの乗り継ぎとなります。

まず大阪方面から向かう場合は、JR環状線の「鶴橋駅」から近鉄大阪線に乗り換えし、奈良方面へ向かいましょう。

榛原(はいばら)駅に着いたら、奈良交通バスの大宇陀行きに乗車。

  • 「大宇陀高校前」で下車し、徒歩で15分ほど
  • あるいは、

  • 「大宇陀」(終点)で下車し、徒歩で20分ほど
  • で、又兵衛桜のある場所に到着します。

注意点としては、バスの運行が1時間に1本程度で運行していない時間もあること

また桜の開花時期はとても混雑するため、早めに行動しましょう。榛原駅から、タクシーを利用する方法もおすすめですね。

車でのアクセスと駐車場は

車で行く場合は、名阪国道・針ICより国道369号線を榛原町方面へ。

途中で国道370号線・国道166号線を経由して大宇陀へと向かいます。途中案内看板がいくつもあるので、迷いにくいルートになっているので安心ですね。

駐車場に関しては、周辺に300台程度が駐車できる有料駐車場が設けられます。料金は例年どおりですと、1日500円となっているので、誘導の指示に従って駐車しましょう。

ただし週末となると早い時間に満車になることもあるので、早めの行動をおすすめします。

カメラ片手に出かけよう

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の又兵衛は勇猛果敢な逸話がありますが、その名を持つ「又兵衛桜」はどこか幻想的

桃との濃淡のコントラストも美しく、思わずカメラに収めたくなるほど。デジカメ・スマホのカメラなどで撮影し、友人に画像をプレゼントするのも素敵です。

ただし特に週末は混雑する場所なので、撮影時は譲り合いの精神で行いたいですね。またごみは各自で持ち帰り、美しい環境を保つことを心がけましょう。

枝垂桜(シダレザクラ)と桃がとても美しい、奈良大宇陀の又兵衛桜をぜひ見に行きませんか?