
ビジネスシーンで活用したいシステム手帳は、情報の整理にうってつけのツール。またリフィルを入れ替えることで何年も使い続けられるので、リーズナブルだと考える人もいます。
そんなシステム手帳ですが、大きく分けてA5サイズとバイブルサイズがあります。
大きい「A5サイズ」と小さい「バイブルサイズ」では、どちらがより使いやすいのでしょうか?
そこで、
・バイブルサイズのメリットとデメリット
・A5サイズのメリットとデメリット
・どっちの手帳サイズがよいのか?
…についてまとめたので、購入する際の参考にしてくださいね!
バイブルサイズのシステム手帳のメリットとデメリットは
バイブルサイズとは

バイブルサイズとは聞きなれない言葉ですが、これは「聖書と同程度のサイズ」のこと。西洋では持ち歩く人も多い、聖書にあわせたサイズなんですね。
バイブルサイズは縦171mm×横95mmで、iPhone7 Plusより少し大きいサイズ。これにB6サイズ程度の、カバーをつけたものがバイブルサイズのシステム手帳となります。
コンパクト!
バイブルサイズのシステム手帳のメリットは、コンパクトなこと。小さいカバンやポケットに入れやすく、持ち歩きが便利です。
特に手帳を持ち歩く習慣のない方にとって、大きめのアイテムは持ち運ぶ事を敬遠しがち。小さくて常に携帯しておけば、自然と使う機会も増えますよ。
カスタマイズしやすい
システム手帳はリフィルを入れ替えることで、長く使い続ける手帳。リフィルも月別スケジュール・週間スケジュール・メモ帳・ToDoリストなど、種類がとても豊富です。
特にバイブルサイズはリフィルの種類が豊富で、自分好みにカスタムしやすいメリットが。仕切りを追加して仕事用・オフ用と使い分ける、なんて事も可能になります。
書き足りない
コンパクトなバイブルサイズですが、デメリットとしては、記入するスペースが小さくなることがあげられます。
例えば会議の内容をひたすら書き続けると、何ページも使ってしまうことに。またもう少し書きたいけれどリフィルが無い、なんて事も発生しやすくなります。
分厚くなりがち
リフィルの種類が多いバイブルサイズは、リフィルをあれこれ追加しがち。また1ページあたりの書き込み量が少ないため、リフィルを多目に入れておくことも。
その結果、分厚くなってしまい、持ち運ぶにはやや重くなってしまうデメリットもあります。
A5サイズのシステム手帳のメリットとデメリットは
よく見かけるサイズ

A5サイズのシステム手帳は、リフィルがA5サイズ(縦210mm×横148mm)とお馴染みのサイズ。
そのためノートを使う感覚で、たっぷり書き込めるメリットがあります。
またコピー用紙などではA5サイズも多いため、システム手帳に挟み込みやすいのも特徴。必要な資料をシステム手帳内にまとめ、忘れ物を減らせるメリットも生まれますね。
大きく使える
小さめの手帳ですと、どうしても書き込む時の文字が小さくなりがち。そのため後で見返した時に、読みづらいと感じることが。
その点A5サイズなら大きい文字が書けるので書きやすく、後で確認した時も読みやすくなります。
余白が気になる
1ページに書き込める量が多いということは、文字数が少ない時は余白が増えてしまう場合が。またたくさん書けるとなると、何を書いていいのか迷ってしまうことも。
そんな方にとってたっぷり書き込めるA5サイズは、ハードルが高いと感じてしまうことがあります。
A5サイズという大きさ
普段カバンを持ち歩かない方や、必要最低限の道具だけにしたい方も多いかと思います。そういう方にとってA5サイズは、やや大きくて持ち運びにくいと感じる事があります。
またサイズが大きいと、その分重量も増えがち。大きくて重い手帳をいつの間にか持ち歩かなくなった、というデメリットも発生しがちです。
どちらのシステム手帳がいいの?
それそれのおすすめタイプ

それぞれ特徴のあるシステム手帳ですが、次の観点で選ばれると良いですよ。状況によって手帳を使い分けるのも良いですね。
■バイブルタイプのシステム手帳
・小さめの通勤カバンを使う。
・様々なリフィルを試したい。
・出先などで、ちょっとしたメモをすぐ取りたい。
・仕事以外のスケジュールも、まとめて管理したい。
・手帳自体に軽さを求めている。
■A5サイズタイプのシステム手帳
・会議などが多く、記入すべき事柄が多い。
・見落としたくない事柄を、大きく記入したい。
・デスクワークが多く、ノートを広げるスペースが取れる。
・社内資料と自分のメモを、ひとまとめにしたい。
・とにかく書きたいことが多い!
使いやすいシステム手帳を
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システム手帳は、使う人次第で無限の可能性を示してくれます。手に入れた情報を上手に整理したり、うっかり忘れてしまうミスを防いだり。しかし上手く使いこなせなければ、せっかくのシステム手帳も台無しです。
使いこなす一番のコツは、その手帳が自分にとって使いやすいかどうか。
サイズの違う2種類のシステム手帳を納得のいくまで比較して、自分に一番合う手帳を見つけましょう!
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