
就活中に大活躍するのが、リクルートスーツ。
説明会や面接時に担当の目に触れるものですし、好印象になる着こなしをしたいものです。
ところで就活マニュアルなどを読んでいると、女性用のスーツのボタンについて様々な説明が。マニュアルによって説明が食い違う事もありますし、男女別の説明がないことも。
そこで女性用のスーツのボタンの数はいくつなのか?また着こなしのポイントについて紹介します!
女性用スーツのボタンの数は?
昔と今では数が違う
10年ぐらい前までの女性用リクルートスーツは、男性用スーツの型紙を流用したデザインが多めでした。
そのため男性用に見られる、ボタンが3つあるスーツがかつての主流。
しかし最近では女性の体型により似合うスーツが作られ、またボタンの数も少なめが流行。
現在の女性用スーツは、ボタンが1つか2つのものがメインとなっています。
先輩の就活体験談などで、「スーツのボタンが3つ」と出てくるのはスーツが今と違うから。そのためボタンが3つのスーツを探す必要はなく、ボタンが1~2つのものを選んで問題ありません。
ただ、よほどの流行遅れのデザインでなければ、ボタンが3つのリクルートスーツも問題ないですよ。
ボタンの数で印象も違うの?
リクルートスーツを着用した時に、ボタンの数で次のような印象となります。

◎ボタンが3つの場合
デザインがベーシックなものが多く、真面目で誠実な印象をつけやすくなります。
公務員や銀行・医療関係などの、誠実さが求められる企業向きとも言えますね。
◎ボタンが2つの場合
女性用スーツの主流ですので、そつなくまとまった印象に。
どの業種の面接でも対応可能で、迷ったら2つボタンのリクルートスーツを選びましょう。
◎ボタンが1つの場合
カジュアルさがやや強く、元気でフレッシュな印象となります。
ファッション業界・IT企業や、革新的な社風の企業向けのスーツでもあります。
女性用スーツ、着こなしのポイント
体にあったものを
女性用のスーツを着こなす前に、そのスーツが体に合っているかどうかを確認しましょう。
例えどんなに似合うデザインであっても、サイズがあわないとチグハグな印象に。
ですのでお店で改めて測定してから、ピッタリのサイズを選びましょう。
座った時の姿を確認
リクルートスーツを活用する場面は、説明会や面接の時。その時の相手の印象が最も良くなるよう、椅子に腰掛けた時の姿も確認しましょう。
手を前にだした時に、袖口で隠れてしまわないか。椅子に腰掛けた時に出るシワとは別に、生地がたるんだり引っ張られていないかチェックしましょう。
ボタンは全て留めるのが基本
女性用のスーツのボタンですが、基本的にはボタンを全て留めてしまいます。
よく「一番下のボタンだけを外す」とありますが、これは男性用スーツの着こなし。
確かに椅子に座ったときは、一番下のボタンを外すと見た目がよくなります。しかし面接時に外すのは難しいので、全て留めた状態で臨みましょう。

ブラウスの選び方
スーツ都の組み合わせで欠かせないのが、中に合わせるブラウス。
ブラウスには開衿タイプの「スキッパー」と、首元までボタンを止める「レギュラー」があります。
スキッパーはジャケットから襟を出し、首周りが見えるので活動的な印象に。
一方で胸元がやや開き気味になるため、カジュアルさを嫌う企業には不向きです。
レギュラータイプはジャケットから襟を出さないので、誠実な印象が強くなります。
一方で首周りが苦しそうに見えることもあり、堅苦しさも出てしまうこともあります。
いずれのタイプも袖がジャケットから出ないように着用するのが、女性用スーツでの着こなし方です。
パンツとスカート、どっちがいい?
リクルートスーツでは、ジャケットにスカートとパンツの3点セットで販売していることがあります。
スカートは「女性の衣服」のイメージが強く、保守的な企業の面接では威力を発揮します。丈は椅子に座った時に足があまり露出しないよう、ひざが隠れる程度の丈を選びましょう。
パンツは活動的な印象が強く、女性が活躍する企業で好印象に。
また営業職やIT企業などの、自分から動くことが求められる企業向けとも言えます。座った時に裾が足の甲に触れる程度の長さが、パンツスタイルを印象良く着こなすポイントです。
関連記事:レディース用ビジネススーツの選び方!おすすめのブランドは?
きちんと着こなして印象アップ!
就活の面接時では、見た目での印象が結果を左右します。リクルートスーツは同じように見えますが、だからこそしっかりと着こなしたいもの。
ボタンの数も企業イメージに合わせて、演出したい自分になれるものを選びましょう。
その上でボタンを全て留め、座った時に変なたるみが出ないかをチェックしておきたいですね。
女性用のスーツをきちんと着こなして、希望の就職先へのアピールに努めましょう!
コメントを残す