ほうじ茶を入れる

食を食べた後には、やはり日本茶が飲みたくなります。ほのかな苦味と甘味の緑茶も良いですが、香ばしい香りと甘みのほうじ茶も美味しいですよね。

特に緑茶の苦味が苦手な方にとって、ほうじ茶は飲みやすいのではないでしょうか。

そんなほうじ茶ですが、ただ美味しいだけでありません。体に良い様々な効果があるのをご存知ですか?

「ほうじ茶」の効能や、健康や美容に良い様々な効果について紹介していきます。

ほうじ茶の健康に良い効能

ほうじ茶とは?

ほうじ茶とは、香ばしく炒った茶葉でいれたお茶のこと。使われる茶葉は緑茶と同じもので、日本茶の一種となります。

お茶の色は茶色で、香ばしい香りと苦味の少ないまろやかな味が特徴。地域によっては気軽に飲めるお茶という意味で「番茶」とも呼ばれます。

茶葉

ほうじ茶のカフェイン量は?

日本茶にはカフェインが含まれていますので、ほうじ茶のカフェインの含有量も気になるところですね。

まず、ほうじ茶も含め、各お茶の1杯分(150ml)当たりのカフェイン量の目安は次の通りです。

お茶カフェイン量(一杯当たり)
緑茶(玉露)約180㎎
コーヒー(ドリップ)約100㎎
紅茶約45㎎
抹茶約50㎎
緑茶(煎茶)約30㎎
烏龍茶約30㎎
ほうじ茶約30mg
玄米茶約15㎎

ほうじ茶のカフェインは、緑茶(煎茶)や烏龍茶とは同じ程度含まれますが、コーヒー、玉露、抹茶と比べるとかなり少なめ。ある程度カフェインは含まれますが、後述するように様々な健康効果もありますので、ほうじ茶は安心して飲めるお茶なんです。

ちなみに、ほうじ茶のカフェイン量が玉露や抹茶に比べて少ないのは、成長したお茶の葉を使うから

お茶の若葉にはカフェインが多いのですが、成長するに従ってその量が減少。更にカフェインは高温にさらされると減少するため、ほうじ茶はその分カフェインが少なくなるんですね。

緑茶と同様にカテキンが含まれる

ほうじ茶も緑茶と同じ茶葉ですから、緑茶と同様に茶カテキンを含みます。

カテキンはお茶の苦味に含まれる成分で、ポリフェノールの一種。お茶が健康に良いと言われているのは、カテキンがもたらす効能によるものが多いんです。

ただし炒ってしまう関係上、緑茶よりはカテキンの量は少なめになります。

ほうじ茶のすぐれた健康効果

殺菌効果

ほうじ茶に含まれるカテキンには、私達の体に嬉しい効果がいくつもあります。

まずは、カテキンによる強い殺菌効果

口に含むと口内環境の悪い菌が減少し、虫歯や口臭予防につながります。またうがいの水をほうじ茶に変える事で、風邪予防やインルフエンザ予防にもなります。

温かいほうじ茶

美肌効果

カテキンには強い抗酸化作用があり、老化を招く活性酸素を除去する効果があります。

特にお肌にあらわれるシミやシワに対しては、お茶に含まれるビタミンCとの相乗効果が。ビタミンCには出来てしまったシミを薄めたり、紫外線で傷ついたお肌を回復する効果もあります。

ほうじ茶を飲むことでお肌の回復力を高め、若々しいお肌を保つ手助けとなるんですね。

脂肪を減らす効果

食後にお茶を飲むと口の中がさっぱりするのは、カテキンに脂肪を分解する効果があるから。この効果で有名なのは烏龍茶ですが、ほうじ茶にも同様の効果があります。

そのためほうじ茶を食後に飲むことで、脂肪がつきにくくなる効果も期待できるんです。

冷え性改善の効果

お茶に含まれるカフェインには血管収縮効果があり、体が冷えやすくなってしまいます。

しかしほうじ茶はカフェインが少ないため、他のお茶に比べると体が冷えません。しかもほうじ茶独特の香りに含まれる「ピラジン」には、血管を広げる作用があります。

そのため体が冷えるどころか、血流アップによって冷え性解消にも繋がるんですよ

リラックス効果

ほうじ茶を飲むと気分が落ち着きますよね。その理由は、先に紹介したピラジンにリラックス効果があるからです。

そのため仕事の合間に一服すると、気分が落ち着いて効率アップにつながります。血流アップで全身に栄養も行き届くため、心と体の疲れも自然とほぐれていきますよ。

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ほうじ茶の効果的な飲み方

朝に一杯ほうじ茶を飲む

ほうじ茶は飲みたい時に飲んで良いのですが、健康的な効果を期待するならに飲むのがオススメ!寝起きのぼんやりした体を、程よいカフェインが目覚めさせてくれます。

その上で血管が拡がって体が暖まり、活動しやすい状態になります。口内もすっきりするので、出勤前のエチケットにも最適ですね。

□ほうじ茶職人レシピ8 ほうじ茶の美味しい淹れ方
https://youtu.be/7o8TMvVXyBc

*ほうじ茶は熱湯で入れるのが、香りと味が良くなるコツです。

眠る前にほうじ茶を一杯

ポカポカ効果とリラックス効果を最大限に活かしたいなら、おやすみ前の一杯がオススメ

お茶はカフェインが含まれているので、本来は寝る前に飲むのはNG。しかしカフェイン含有量が比較的少なめで、体が暖まる「ほうじ茶」は寝る前でも大丈夫です。

心地よい香りのリラックス効果もあるので、自然と優しい眠りへと導きます。

美味しいほうじ茶で健康的な毎日を!

うじ茶の味わいはどこか優しく、イライラした気持ちをいつの間にか沈めてくれる効果があります。

また殺菌効果のおかげで風邪予防にもつながり、血流アップで冷え性改善にもなります。お茶で気になるカフェインは比較的少なめですが、飲み過ぎればやはりトイレは近くなるので要注意。

1日2~3杯程度を目安として、リラックスタイムに頂くのがよいでしょう。

ティーパックのほうじ茶はいつでも手軽に1杯作れるのでとっても便利ですよね。

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