一昔前までスーツに合わせるカバンは、手持ちカバンが一般的でした。そこから肩掛けカバンやリュックも合わせられるようになり、選ぶ幅がとても広がりましたね。
特にリュックスタイルは、自転車で通勤する方が選ぶことが多いカバン。
一方でリュックは「学生用」「スポーツ用」という意見もあり、評価が分かれるところもあります。
そこで、
- スーツ用に選ぶメンズリュックのメリットやデメリット
- スーツに合わせるリュックを選ぶポイント
- メンズスーツにおすすめの人気ブランド
をそれぞれ紹介します!
ビジネスマンがスーツ用に選ぶリュックのメリット
両手が自由になる
スーツで通勤する際にリュックを選ぶ最大のメリットは、「両手が自由になる」ことです。
手持ちカバンは片手がふさがりますし、肩掛けカバンも片方の腕が使いにくい状況に。その点リュックなら肩から背中に荷物が回るため、両手が自由に使えます。
両手が空いていると、例えば、
- 混雑する階段でつまづいた時に受身が取れる
- 電車の中で両手で本を持ちながら読める(空いている時だけにしましょう)
- タブレッドや大きめのスマホも両手で楽に利用できる
といったメリットがありますね。
大容量!
仕事に必要な荷物は最低限にまとめたいですが、どうしても荷物は増えてしまいがち。
普通のカバンだと容量は限られますが、その点リュックは大容量。リュックによって多少大きさは違いますが、概ね容量は大きめですよね。
そのため荷物が急に増えても、サブバッグを使う必要がありません。
通勤が楽
スーツ用にもリュック使われるのは、大容量であることや、両手が自由になるだけではありません。他にも理由があるんですね。
それは、重心が安定するので移動が楽だから。
他のカバンですと、片方に重量が偏って体に負担が掛かりがち。その点リュックは両肩から背中に重量が分散されるので、通勤時の負担が軽減されます。
スーツスタイルとリュックの組み合わせがデメリットも
通勤時にメリットの多い、スーツスタイルとリュックの組み合わせ。一方でデメリットもあるので、その点も覚えておきましょう。
満員電車では邪魔に
リュックを背負ったまま満員電車に乗ると、リュックの容量の分だけ幅を取ることに。中に固い物が入っていると、相手に当たって不快感を呼んでしまいます。
混雑する電車に乗るときは、背負わず抱え込むことが大切です。
スーツにシワが寄る
リュックは両肩に紐をかけるスタイルのため、肩口から背中にかけてシワが寄ってしまいます。
特に通勤時などでは、背中にリュックが密着したままになるため、出社後にリュックを下ろすとシワがくっきり。シワ取りスプレーなどを用意する、少しの間吊るしておくなど対策も必要です。
スーツに合わせるリュックを選ぶポイント
ラフすぎない
スーツに合わせるリュックを選ぶポイントで、最も重要なのが「きちんとしている」事。そのためスーツに溶け込みやすい、黒やダークカラーの高級感のあるものを選びましょう。
カラフルな色使いや、必要以上に光沢のあるものはラフな印象に。スーツとあわせてみて、リュックだけ浮いた印象になるものは避けましょう。
肩や背中にクッションがあるか
特に通勤時間の長い方や自転車で通勤する方は、肩と背中にあたる部分もチェックしましょう。
快適に背負うためには、この部分にクッションがあるものがおすすめ。またクッションがあることで、必要以上にスーツとの摩擦を防ぐ効果もあります。
収納性が良いか
リュックは収納力抜群ですが、できれば内部にポケットなど小分けできるものを選びましょう。
中の荷物が動いてしまうと、重量以上に重さを感じる上にぶつかって壊れる可能性もあります。また中がぐちゃぐちゃだと取り出しにくく、だらしない印象にも繋がりますよ。
スーツに合うリュックのおすすめブランドは?
PORTER(ポーター)
ポーターは「吉田カバン」のブランドで、日本製という点で安心できるカバンです。
また日本の会社事情にも合わせやすい、ビジネス向けリュックを販売しています。シーンに合わせて肩掛け・手持ちにもなるタイプは、リュックが不向きの場面でも便利。
もちろん収納力抜群で、防水性や耐久性もあるので長く愛用できるんですよ。
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THE NORTH FACE(ザ・ノース・フェイス)
ザ・ノース・フェイスはアメリカ生まれのアウトドアブランドで、特に登山者に愛用されています。
そのためリュックもとても丈夫で、パソコンなどの重い荷物が多い方におすすめ。気になるブランドロゴですが、ビジネス用はうっすら刻印されているので目立ちません。
ビジネスでも少しカジュアルさが欲しい方や、新入社員の最初のカバンにいかがですか?
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ace.(エース)
エースは、ビジネス向けのキャリーケースでお馴染みの日本のブランド。
海外ブランドバッグの国内生産を請け負っていた実績もあり、それでいて手ごろな価格が魅力的です。
最大の特徴は、キャリーケースで培われた高い耐久性。また雨風に強いもの、中の保護能力が優れたものなど、用途に合わせて選ぶことも可能です。
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スーツとの一体感があり使い勝手の良いものを
スーツにリュックの組み合わせは、背筋も伸びて見た目にも美しく見えます。一方で最近のスタイルとも言えるので、「そもそもありえない」と否定的な意見もあります。
そのためスーツとの一体感があり、きちんとした印象になるものを選ぶことが大切。更に使い勝手がよく、長く使っても疲れないリュックを選ぶことも大切です。
手にとって中身を確認して、あなたにとって使いやすいリュックをぜひ見つけてくださいね!
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