バレンタインに作る手作りチョコの中で、本格的で美味しい!と人気があるのが、ブラウニー。チョコレートをたっぷりと使い、ナッツなどを入れて四角い型で焼きあげるケーキですね。
ブラウニーは友チョコにも本命チョコにも最適なのですが、問題は焼くときに使う「ブラウニー型」のこと。
四角いブラウニー型は普段あまり使うことがなく、バレンタインのためだけに買うのはもったいない!
そこで、ブラウニー型を身近なもので代用する方法と、簡単レシピを紹介します!
ブラウニーの型は代用できる?
ブラウニー型は金属製の四角い型が多く、生地がつかないようテフロン加工されているものも。また四角く区切られたもシリコン製のものもあり、一口大のブラウニーを作るのに大活躍します。
ブラウニー型はあると便利ですが、普段お菓子作りをしない方にとっては調理道具が増えることになりますよね。
そこでブラウニー型の代用として使えるものを、安全面に考慮できるものから探してみました。
牛乳パック
家庭にあるもので気軽に使え、最もブラウニー型に近いものといえば牛乳パック。
飲み終えた後の牛乳パックを洗って乾かし、側面のうち一面を切り取れば立派な代用品となります。
注ぎ口の処理は、ホチキスで止めればOK。あとは内側をアルミ箔で敷き、その上からクッキングペーパーを敷けば代用型の完成。
飲み物を入れていたものなので、衛生面でも安心。作りがしっかりしてるので使いやすいですよ。
新聞紙
牛乳パックがなかったり、小さい型が欲しい場合は新聞紙を折って箱を作りましょう。
そこで長方形の紙で箱を折る方法はいくつかありますが、ブラウニー向けの折り方を紹介します。
- 新聞紙の1面を表にして下から上へと半分に折り、更に右から左へと一度 折り目をつける。
- 折り目を中心に沿って両端を折りあげて、下部に三角形を作る。
- 上部の長方形部分のうち、1枚を下へ二度折り返す。
- 裏返し、中心の折り線に沿って、両端を折る。
- 上部を二度折り返し、中を開いて下外側にできた三角形を左右どちらかに押し倒して完成。
新聞紙で折ると、1辺10センチ程度の箱が出来上がります。
内側にアルミ箔とクッキングペーパーを敷けば、新聞紙でも大丈夫。
強度に不安があるなら、新聞紙を2~3枚重ねて折るとしっかりします。
□カステラの型の作り方
*大きい型が欲しい場合は、こちらが参考になります。最後には焼き上がって型から外す様子も。
100円ショップの紙製バウンド型
近くに100円ショップがあるなら、紙製パウンド型が調理器具コーナーに売られています。
元々パウンドケーキ用に作られているので、そのまま生地を流し込めるメリットが。
紙製の型は見た目が可愛いので、そのままプレゼントできるメリットもありますよ。
オーブンの天板
オーブンの中には、天板が入っているかと思います。
これにクッキングシートを敷けば、一度に大量のブラウニーが作れます。高さに不安がある場合は、周囲を厚めのクッキングシートで囲めば大丈夫。
元々オーブンに付属していたものなので、安心して使えるのも魅力的。熱伝導も良いので、焼き時間は短めにして様子を見ましょう。
おすすめのブラウニーの焼き方は?
牛乳パックで作るブラウニー
牛乳パックで作る、厚みのあるブラウニーを紹介します。
- 牛乳パックのブラウニー型
- ビターチョコレート
- ミルクチョコレート 合計150g
- 無塩バター 50g
- 卵 2個
- 砂糖 30g
- 薄力粉 20g
- ココア 20g
- クルミ 30~50g
- 粉砂糖 少々
■作り方
- 卵と砂糖をボウルに入れ、泡立て機などでしっかり混ぜる。
- 薄力粉・ココア・クルミを2に加え、なめらかになるまで混ぜる。
- 細かく砕いた板チョコとバターを、電子レンジに30秒ほど掛けて溶かす。
- (3)を(2)に加え、なめらかになるまで混ぜる。
- 牛乳パックの型紙に4を入れ、底を軽く叩くなどして中の空気を抜く。
- あらかじめ170度に余熱したオーブンに入れ、20分~30分焼く。
- 粗熱を取ってから型から外し、粉砂糖を表面にふりかけて完成。
焼き上がりを確認する際は、串をさして生地がついてこないかで確認しましょう。
薄力粉やココアは一度ふるいにかけると、更になめらかな仕上がりとなりますよ。
■英国風ブラウニーのレシピ
*こちらは天板の上に、折った紙箱を置いて生地を流してますね!
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身近なもので手作りブラウニー
ブラウニーはチョコレートたっぷりの、食べごたえ抜群のチョコケーキ。
作り方も材料を混ぜて焼くだけなので、初心者にもオススメです。
型に関しては市販の金属型を用意しなくても、案外なんとかなります。これでお菓子作りに興味が湧いて、何度も作るようになったら購入しても良いですね。
身近な道具で簡単にブラウニーが焼けますので、まずは一度焼いてみませんか?
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