年末年始はふるさとに帰り、のんびりとお正月を過ごす方が多いと思いますが、旅行先でお正月を迎える方もいるのではないでしょうか。
年末年始の旅行先で人気の場所の一つに、きれいな雪景色が楽しめる「北海道」があげられます。そんな北海道で初詣と言えば、何と言っても札幌の「北海道神宮」がおすすめ!
でも、年末年始の混雑がどうなのか?といったことも気になりますね。
そこで2024年の北海道神宮の初詣について、
- 北海道神宮とは?
- 初詣で混雑する日・時間帯は?
- おすすめの参拝時間は?
- 北海道神宮へのアクセス
など、まとめて紹介します!
北海道神宮とは?
北海道の開拓とともに
北海道神宮は、札幌市にある北海道を代表する神社。札幌の中心部に近い場所にあるため、初詣では例年80万人以上の方が訪れます。
北海道神宮の歴史は、北海道の開拓の歴史と重なります。
それまで呼ばれていた「蝦夷地」から、「北海道」と名前が変わった明治2年(1869年)に北海道神宮が誕生。当初は「札幌神社」と呼ばれていましたが、昭和39年(1964年)に北海道神宮の名称となりました。
緑豊かな一帯で札幌一のパワースポット
北海道神宮は自然にあふれた一帯にあり、近くには円山動物園もあります。それでいて札幌中心部から近い場所にあるため、市民の憩いの場としても親しまれています。
最近では札幌一のパワースポットとも言われるようになり、癒しを求めて訪れる方も多いんですよ。
北海道神宮の初詣で混雑する日・時間帯は?
北海道神宮の開門時間は?
北海道神宮は開門時間があり、基本的に夜の参拝はできません。
しかしお正月期間に限り、以下の時間での参拝が可能となっています。
年末年始の日にち | 参拝可能時間 |
---|---|
2023年12月31日 | 7:00~16:00 |
2024年1月1日 | 0:00~19:00 |
2023年1月2日~3日 | 6:00~18:00 |
2023年(1月4日~7日) | 6:00~16:00 |
2023年1月8日~ | 7:00~16:00 |
年越し直後は大混雑
北海道神宮の初詣で、最も混雑するのは年越し直後。
12月31日は16時で閉門し、年が明ける瞬間まで境内に入ることはできません。そのため大晦日の23時頃より多くの人が並び、年明けの開門を待つ事となります。
北海道神宮
カウントダウンまであと少し! pic.twitter.com/5USOdzbjsH
— 李 漢民 (@lihanmin1234) 2017年12月31日
*年越しカウントダウンの直前ですが、大混雑の様子が伝わりますね。
こういった光景は他の神社でもみられますが、北海道神宮ならではの混雑も発生します。
この時期の札幌はすでに雪が積もり、夜は氷点下10度近くまで冷える事もあります。そのためほとんどの方が厚着で出かけるため、集まった人数以上に混雑していると感じるんです。
また参拝までに1時間以上かかるため、行くのであれば防寒対策をしっかり行いましょう。
正午前後は大混雑
年越し直後以外で混雑するのは、三が日の11時以降。
特に初売りが行われ、気温が上昇する正午前後が特に混雑します。2日・3日も同様の混雑となりますが、元日に比べると幾分はスムーズにはなるでしょう。
*1月2日の午前の様子です。1日に比べるとまだ良いですが、お昼前後は混雑しますね。
時間帯よりも天候に注意
北海道神宮の初詣で注意したいのが、混雑具合よりも天候です。
冬の札幌は雨ではなく雪が降り、場合によっては吹雪となることもあります。年越し直後の時間帯は大きく混雑しますが、それ以外は、天候によって混雑具合が全く違ってきます。
北海道神宮の初詣、おすすめの参拝時間は?
狙い目は早朝
なるべく混雑しない時間帯に参拝するなら、開門直後の時間帯が狙い目です。
朝の冷え込みは厳しいですが、それだけに身が引き締まり清々しい気持ちでお参りができます。遅くとも一般のお店が開店する10時よりも前に行けば、スムーズに参拝できますよ。
閉門時間ギリギリに
日中でも氷点下の気温になることもある札幌は、夕方以降はとても冷え込みます。そのため閉門1時間前となると訪れる方も落ち着き、比較的ゆったりと参拝することもできます。
ただし日中に溶けた雪が凍って滑りやすくなるので、雪道に慣れない方は急がずゆっくり歩きましょう。
□元旦の北海道神宮へ初詣
https://youtu.be/htPzoWrCMAY
*北海道だけに道路が雪で覆われています。また参道には露店もあるので、一息入れて暖まるのも良いですね。
北海道神宮へのアクセス
北海道神宮には駐車場もありますが、周辺の道路は交通規制が入り常に渋滞気味。また神宮周辺は坂道が多いため、冬道に慣れていない方は運転しないほうが無難です。
公共交通機関を利用する場合
北海道神宮へは、地下鉄を利用するのが一番簡単です。
札幌駅から向かう場合は…
- 地下鉄南北線・さっぽろ駅から大通駅へ
- 大通駅で東西線に乗り換え、円山公園駅で下車
- 徒歩15分で北海道神宮に到着です
また、地下鉄円山公園駅すぐ横には、バスターミナルがあります。
バスターミナルの4番乗り場から、JR北海道バスの「円14・円15系統」に乗車し、神宮前停留所で下車して徒歩1分ほどで到着です。
歩くのが大変な場合はタクシーで!
北海道神宮周辺は坂が多いため、歩くのが大変な方はタクシーの利用がおすすめです。天候や混雑具合にもよりますが、札幌駅から利用した場合15分~20分で神宮前まで到着します。
暖かい服装で北海道神宮の初詣に行こう!
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北海道神宮は、北海道の歴史と共に歩んできた神社です。本州の有名な神社と比べると歴史は浅いですが、北海道ならではの歴史の証が境内にも見られます。
なお初詣の注意点として、長時間屋外にいると冷え込むので必ず暖かい服装で行くようにしましょう。足元も滑りやすくなっているので、滑り止めと防水加工のされた靴で行く事も大切です。
北海道でお正月を迎えるのなら、ぜひ札幌にある「北海道神宮」で初詣を行なってくださいね。
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コメント
北海道神宮 となる前の名称は 札幌神社 です 札幌神宮ではありません。
明治天皇様を新たにお祭りしてはじめて 神宮 の呼称が許されました
コメントありがとうございます。
大変失礼しました。
記事は訂正しています。
ご指摘ありがとうございました。