「靴下に穴があく」と聞いたら、まず
「爪が伸びてるんじゃないの?」って思いますよね。
実は、それだけじゃないんです。
しかも、靴下に穴があくのは、そんなに悪いことばかりでもないんですよ。
靴下に穴が開く原因や防止方法、直し方などについてまとめてみました。
靴下に穴があく原因は?
「靴下に穴があく」と言う場合、原因はいくつか考えられます。
順番に見ていきましょう。
爪が伸びている
特に、親指の先だけ穴があくと言う場合には、
爪が伸びている可能性があります。
こまめに爪を切るようにしましょう。
かかとが荒れている
かかとが荒れてガサガサになっている場合には、
靴下のかかとの部分に穴があきやすいです。
クリームを塗るなどして、かかとの保湿をする必要があります。
靴や靴下が小さい
窮屈な靴や靴下を履いていると、穴があきやすくなります。
実は、人間の足は、午後3時頃、最大の大きさになるそうです。
この時にきつくなる靴や靴下だと、摩擦力が大きくなって、
穴があきやすくなるんですね。
靴や靴下は、ピーク時のことも考えて
ご自分のサイズにあったものを選ぶようにしましょう。
歩く速度や運動の度合い、足の力の入り方
靴下に穴が開くのには、歩く速度や運動の仕方が関係しています。
早く歩くと、摩擦力が高まって、穴があきやすくなります。
また、運動で特定の部分に力がかかると、その部分に穴があきやすいです。
足の力の入り方の問題もありますね。
身体から出る毒素が靴下を溶かしている
これは意外と思われる方も多いと思います。
それは、身体から出る毒素が、
靴下を溶かしている可能性があるということです。
靴や靴下のサイズは合っている、特に早歩きでもない、
と言う場合はこの原因が考えられますね。
人間の身体では、新陳代謝が毎日行われていて
脇や足の裏など、身体の色んなところから、毒素を出しています。
いわゆる「毒出し」が行われているわけです。
足、特に足の指先は、老廃物がたまりやすい部分だと言われます。
靴下に穴があくのは、「毒出し」が行われて、排出された毒素によって
靴下が溶けたと言うことです。
そう言う意味では、靴下に穴が開くのは、毒素が排出されているわけで
身体にとっては、むしろいいことなんですね。
穴のあいたところは、身体の毒素が排出されている部分だと考えると
あいた穴の場所で、自分の身体のどの部分の毒素が排出されたかがわかります。
つまり、穴のあいた場所で、身体のどこが悪いかの参考になるというわけです。
具体的には
・親指の穴があきやすい人 :消化器官
・かかとの穴があきやすい人:腎臓
と言う風に判断できます。
足のツボをわかりやすく説明している動画があります。
トラブルを抱えている場所を判断する参考にしてくださいね。
■足つぼ(丁寧な解説付き)
靴下に穴があくのを防止する方法は?
靴下に穴があくのを防止するには、まず、夕方に足が大きくなることを
考えたサイズの靴や靴下をはくことです。
また、身体から排出された毒素が原因だと思われる場合には、
靴下の「重ね履き」などをして、冷え性を予防したり、
改善することが必要です。
「冷え」が改善され、毒素の排出が進むと、靴下に穴があかなくなるそうです。
指先に穴があくと言う場合には、
爪先だけの五本指インナーソックスをはき
その上に靴下を重ねばきするのも良いですね。
裏技的な方法としては、靴下を裏返して、
穴のあきやすい部分に透明のマニキュアを塗っておく、
と言う方法もあります。
靴下の穴の直し方・補修の例は?
爪先に穴があいた場合、
一番簡単なのは、穴のあいた部分をつまんで縫うことです。
ただ、この方法だと、指先がゴロゴロするので、あまりおすすめできません。
縫う以外に簡単なものとしては、アイロンでくっつけるタイプの
「補修シート(補修布)」を使う方法があります。
「補修シート」は、百均でも売っていますよ。
本格的(?)に直すなら、「穴かがり」をしましょう。
「穴かがり」の動画があります。
キレイに仕上がりますが、慣れないと大変かもしれませんね。
■カーディガンの傷・穴 リペア 穴かがり
穴が大きくあいた場合には、「あて布」をします。
穴のあいたところに、布をあてて、ざくざく縫えばOK。
はけなくなった靴下を取っておくと、あて布として使えますね。
靴下の穴は健康のバロメーター
靴下の穴の原因が、まさか身体の毒素にあるなんて、
思ってもみませんでした。
足は、よく汗をかくところですが、汗や排出物の匂いがきつい場合、
その毒素は「酸性」が強く、「酸」が靴下を溶かすのだそうです。
以前、私は旅行で台湾に行ったとき、
足裏マッサージに行ったのですが、とても痛かったです。
その時、足の裏は健康のバロメーターだと思ったのですが、
今思うと、「靴下の穴」にも通じることだったんですね。
足裏マッサージでは、温かいお茶を出してくれましたが、
中国では冷たいお茶は内臓を冷やすので飲まないと言っていました。
「冷えは万病のもと」と言われます。
十分に気を付けたいですね。
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