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近では日常会話でも横文字が飛びかい、なんとなく判ったつもりで聞き流してしまうことも。そういった横文字の中で、よく耳にしたり使う人が多いのが「リスペクト」ではないでしょうか。

サッカー選手やミュージシャンが「リスペクトする」と発言していて、かっこいいなぁとは思います。

しかしなんとなくかっこいいでは、リスペクトを理解したとは言えないんですよ。

そこでリスペクトの意味と、どういう状況で使う言葉なのかをまとめて紹介します!

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リスペクトとは

尊敬するだけじゃない

リスペクトは英語から来ている言葉で、綴りは「Respect」となります。

その意味は、

・尊敬
・敬意
・(相手や物事に対して)尊敬する

…というもの。

リスペクトは名詞でもあり動詞でもあり、アメリカでは幅広く使われる言葉です。

ただし「尊敬」以上に、リスペクトは幅広い言葉

英語のニュアンスとしては、次のような意味合いも含まれます。

・相手の発言や相手そのものを受け入れる
・相手の事や相手の発言を否定しない
・相手を認める

リスペクトは相手を尊敬していて、そのすべてを受け入れたいという時に使われます。

一方で相手の事はさほど好きではないが、その発言は受け入れるという時にも使われます。

アメリカは多種多様な人種と考え方を持つ人々が暮らす、多民族国歌。そのため自分と違う主張を持っている人を否定しない、という姿勢が必要とされます。

異なる意見で議論は交わすし主義主張は違う、けれども立場は平等であり続ける。そういった柔軟な気持ちが、リスペクトには込められています。

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似たような言葉は?

リスペクトに似た言葉に、「オマージュ」があります。

こちらはフランス語で、やはり意味は「尊敬」となります。

ただし日本におけるオマージュは、すでにある物事を尊敬しつつ取り入れる事を表す言葉。日本語にも「本家取り」という言葉があるのですが、もっぱらオマージュが使われます。

オマージュは音楽や映画といった芸術の分野で使われる一方で、模倣・真似と言われることも。特にネット上では「パクリ」という表現を使って否定されたり、議論となることもよくあります。

リスペクトの反対語は?

リスペクトの反対語は、「ディスリスペクト(disrespect)」があります。

その意味は、

・軽蔑
・軽視
・無礼
・相手の存在を無視する

…といったもので、否定よりも更に強い意味合いを持ちます。

日本ではディスリスペクトはあまり使いませんが、省略した「ディスる」という言葉がネット上で見かけます。

否定・拒絶・馬鹿にしつつ否定する、といった意味ですが好ましい言葉とはいえませんね。「そういう言葉がある」という事だけを知り、日常では使う事のないよう注意しましょう

なお音楽の一ジャンルである「ヒップホップ」では、ディス(DISS)という文化が定着しています。

これは「相手の歌を否定し、攻撃するような歌を作る」というもの。ディスを受けたアーティストは、そのことに対して歌(アンサーソング)を作って返します。

互いに攻撃することになるため、やはり日本ではあまり馴染みのない文化とも言えますね。

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リスペクトするの使い方は?

日本語での「リスペクト」の使い方

リスペクトは次のような使い方が適切です。

・対戦相手をリスペクトし、正々堂々と試合を戦いたい。

・否定的な意見も多いが、私は彼の主張をリスペクトしたい。

・オヤジのこと、マジリスペクトしてるから。

最後の例はとても砕けた言い方で、目上の方に対して使うべき表現ではありません。しかし歌などの表現で見られるリスペクトは、この様な表現が多く使われます。

またスポーツ選手、特にサッカー選手が「リスペクト」という言葉をよく使います。これは日本サッカー協会が、「リスペクトプロジェクト」を推進しているから。

サッカーを愛する人、それを取り巻く全ての人を尊重しあうというキャンペーンなんですよ。

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リスペクトの注意点

リスペクトは相手のことを深く尊敬するからこそ、大切に使われる言葉。しかしヒップホップなどの音楽で多く使われる言葉でもあり、日常の言葉とも言えます。

目上の方や年配者にとって、軽々しい横文字言葉とも取られかねません。

そのため、ビジネスシーンではリスペクトという言葉はあまり使わないほうがよいかもしれませんね。

リスペクトしよう

リスペクトには相手の発言・生き様を受け入れ、尊敬するという深い意味があります。英語では人柄ではなく、信条・生き方に対して使う言葉といった側面も。

日本では強く尊敬する・敬愛するという事を、かっこ良く言いたい時に使うことが多い言葉ですね。

そのためビジネスシーンでは控え、日常会話で使うのが適切でしょう。

新しい出会いがあった時などに、相手を深く理解してリスペクトできたら素敵ですね!