段から健康に気を使っていても、年齢を重ねるごとに体の不調はどうしても出てしまいます。

そんな不調のなかで、急に表れてあせってしまうのが肩周りの不調

肩の痛みとともに腕が上がらなくなる「五十肩」は、痛み以上にとても不自由してしまいます。

ところで「五十肩」とは、名前からあるように、年齢が原因で起こってしまうものなのでしょうか?「四十肩」と言われるものもありますが、どう違うのかも知っておきたいところですね。

そんな痛くてつらい五十肩の症状や原因、そして発症した場合に自分でできる治し方を紹介します。

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五十肩とは

肩が痛い

五十肩を発症すると、肩から腕にかけて急に痛くなります

いきなり強く痛み出すこともありますが、じわじわと前兆のような痛みが出ることも。また寝ていると強く痛みが出ることもあり、痛みが原因で寝不足となることも。

いずれにしても、一度痛みだすと一週間ほどは強い痛みが続きます

強い痛みは一ヶ月ほどで和らぎ、その後は徐々に回復へ向かいます。しかし一方で強い痛みが長く残り、慢性化してしまうこともあります

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腕が上がらない

五十肩のもう一つの症状に、腕が上がらなくなることが挙げられます。

特に腕を腕に上げたり、肩を回す動作を行うと強い痛みが出てしまいます。

痛みが治まった後も、肩を動かせる範囲が狭まったままなことも。このときも無理に動かそうとすると痛くなるため、日常生活で様々な影響が。

動かせる範囲は自然と元に戻ることもあれば、狭いままになることもあります。

なぜ五十肩?四十肩との関係は?

ところで、なぜ「五十肩」というのでしょうか?

これは昔の医療では痛みの原因がつかめず、年とともに起こる現象だと考えられていたからです

50歳を過ぎて肩が痛くなり、しばらくすると治るものは全て五十肩。違う部分に原因があったかもしれないのですが、全て五十肩ということにしていたのです。

ちなみに「四十肩」という言い方もありますが、こちらも実は五十肩と同じものです。

症状は同じですし、名称の由来も「40代で痛くなったら四十肩」と判断されたから。現代でも40代半ばで発症した場合は四十肩といいますが、五十肩との違いはありません

五十肩の原因は

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肩周辺の炎症

五十肩は医学的には、「肩関節周囲炎」と診断される症状のことを言います。

これは肩周辺の血流が悪くなることで、炎症や腫れが発生。その結果肩の関節がうまく動かなくなり、無理に動かすことで痛みが出てしまうのです。

肩周辺の血流の悪化などは、年齢とともに筋肉が衰えるのが原因の一つ。そのため50代以上の方が発症しやすくなります。

そして筋肉の衰えは人それぞれのため、早い人は40代から発症してしまうのです。

年齢のせい?

しかし一方で特に筋肉が衰えたり、血流が悪くなってない人も発症することが。またなぜ肩周辺のみで血流が悪くなるのかなど、はっきりわからない部分もあります。

それこそ「年齢だから」という部分もあるのが、五十肩なのです。

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五十肩の治し方

まずは病院へ

五十肩かな?と感じた時は、自己判断をせず、病院へ行きましょう。

五十肩だと思っていたものが、実は違う症状だということも良くあるからです。

また五十肩だった場合でも、医師から的確な指示を受けられます。貼り薬や生活する上で注意することなど、まずはきちんと聞いておきましょう。

冷やして安静に

急激に痛くなり、病院へ行くのに時間が掛かる場合はまず安静にします

重いものは持たず、出来るだけ腕を動かさないようにするのがベスト。その上で痛い部分を保冷剤や氷などで冷やし、腫れと熱を落ち着かせましょう。一日中冷やしていると、今度は血流が悪くなるので目安は30分程度

これを1日数回繰り返して、適度に冷やしましょう。

落ち着いたら楽なほうで

急に痛くなったときは、冷やしたほうが楽になります。しかし、症状が落ち着いた後は、温めたほうが楽になることもあります。

これは血流の悪化が、五十肩の原因の一つのため。血流を良くすることで、痛みから回復する場合もあるんですよ。

冷やしたほうが楽なら引き続き冷やしますが、温めた方が楽な状態でしたら温めるようにしましょう。

蒸しタオルを乗せたり、低音やけどに注意しながらカイロを使うと便利です。

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動かせる範囲で動かそう

痛みがある程度治まったら、無理の無い範囲で腕をゆっくり動かします。動かさないままでいると腕の動く範囲が狭まり、後遺症となる可能性があるからです。

更にある程度動かすことで、治りが早くなることも。

ただし無理をすると悪化するので、ゆっくりと動かせる範囲で軽く動かしましょう。

□四十肩 五十肩のリハビリ方法 手をぶらぶら牽引ストレッチ

*五十肩に有効なストレッチはいくつかありますが、無理は禁物です。できればお医者さんの指示を仰ぐようにしましょう。

年齢だからと言わない

五十肩は五十を過ぎたら必ず発症するというものではありません。また年齢に関わらず発症する可能性もあります。年齢が原因で発症するイメージが強いため、年だからと放置しがちですね。

でも、自己判断はせず、適切な治療を受ければ、早く回復することも可能なんです。

五十肩を発症したら、まずは安静にし、その後はゆっくりと肩を動かすことが大切

なるべく痛い時期を短く出来るように、五十肩と向き合って治していきましょう!