団に入って眠ろうとうとうとしている時に、急に足がむずがゆくなった経験はありませんか?

一度気になりだすと眠れなくなり、しかも足を掻いてもさすってもむずむずしたまま。結果的に眠れない日が続いて、寝不足になることも。

これは「むずむず脚症候群」の可能性が高く、放置すると不眠症になってしまう事があるんですね。いったいどんな症状なのか気になりますね。

そこで、むずむず脚症候群とはどういうものなのか、その原因と治療・対処方法について紹介します!

むずむず脚症候群とは

足や背中がむずむず

むずむず脚症候群は、腰の内部にむずむずとした不快感が表れる症状の事を言います。

人によっては腕などにも現れますが、下半身に特に多く現れる特徴が。不快感も人によって異なり、次のような表現が使われます。

  • むずがゆく、じっとしてられない。
  • 火照った感じがする。
  • 足の中で動きまわるような感覚がある。
  • 針でさしたような痛みを感じる。

また皮膚の部分ではなく内側に感じるため、表面を掻いても改善されない特徴も。結果として足を動かしたり、不快な部分を常に触るなどして落ち着きがなくなってしまいます。

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夕方から夜にかけて

もうひとつの特徴が、夕方から夜にかけて多く症状が表れること。特に眠ろうとした時に表れることが多く、何日も続くことで寝不足や不眠症となる場合もあります。

また昼間でも会議中や授業中などの、じっとしている場面で起こることも。体を動かすことが難しい事が多く、我慢することでストレスに繋がってしまいます。

むずむず脚症候群の原因

ドーパミンに問題が

むずむず脚症候群は、脳の神経伝達物質に問題が出るのが主な原因。

神経伝達物質の一つである「ドーパミン」には、体の細かな情報を脳に伝える役目があります。ところが様々な原因で問題が発生すると、情報の伝達に滞りが発生。その結果、足などがむずがゆくなってしまうのです。

問題が発生する原因ですが、ドーパミン不足が関係していると考えられています。しかし解明されていない部分も多く、これだと断定できないのが現状です。

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鉄分不足

ドーパミン不足となる原因はいくつかあるのですが、重要視されているのが鉄分不足です。

ドーパミンを作成するには鉄分が必要なため、貧血状態だと特に出やすい傾向が。女性・特に妊婦が発症した場合、鉄分不足で発症していることが考えられます。

病気や治療で

また次の病気や治療のためのを服用している時にも、症状が表れやすくなります。

  • 腎不全などで、人工透析を受けている方
  • パーキンソン病の方
  • 抗うつ剤を服用中の方
  • アレルギーなどで、抗ヒスタミン剤を服用中の方

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むずむず脚症候群の治療方法や対処方法

鉄分補給を

むずむず脚症候群を解消する方法ですが、まずは鉄分不足を解消しましょう

レバーなどを食事に取り入れつつ、吸収を手助けするビタミンCを含んだ食べ物も摂取すると効果的。例えば味付けにレモンを活用したり、小松菜・ブロッコリーなどをメニューに取り入れましょう。

食事で補えない場合は、ヘム鉄が補えるサプリメントを活用するのも良いですね。

お酒・カフェイン飲料を口にしない

鉄分の吸収を妨げる物質に、カフェインがあります。

そのためコーヒーやお茶などの、カフェイン入りの飲み物は控えましょう

またお酒を飲むと眠くなるイメージがありますが、実は末端神経が刺激されて不眠傾向に。むずむず脚で眠れない時に飲むと、更に眠れなくなるためお酒も控えましょう

毎日の運動を

むずむず脚症候群になると、足などを動かしたくなります。

ですのでウォーキングなどで体を動かして、むずむずを解消する方法も効果的。

運動できる余裕がなければ、寝る前に簡単なストレッチやマッサージでも大丈夫です。

□むずむず脚症候群(レストレスレッグス症候群)に効くツボ

*マッサージ時に、足三里(25秒)や三陰交(36秒)を刺激するのも効果的です。

体を動かすことで体全体の血流が良くなり、足の疲労感やムズムズが解消。また脳の動きが活発になることで、神経の情報伝達がスムーズに行える効果も期待できます。

更に運動することで心地よい疲労がたまり、むずむずが気にならないほど深く眠れるようになるんですよ。

皮膚科ではなく神経内科

むずむず脚症候群で病院へ行く場合、神経内科で受診することになります。睡眠障害を得意とする病院、心療内科でも治療が可能。

皮膚科や内科では、満足できる治療を受けられない可能性があるので要注意です。出来れば腎臓や脊髄なども見てもらい、他の病気が隠れていないかも調べてもらうとより安心です。

つらさを解消

むずむず脚症候群は見た目にわかりづらい事もあり、人に伝えても理解して貰えないことがあります。また症状も人によって様々で、同じような症状がある人同士でも上手く伝わらないことも。

しかも眠ろうとしているときに発症することが多いため、寝不足が続いて生活にも影響が。

病気が隠れていることもあり得るため、長く続くようなら必ず病院の診察を受けましょう

気になってつらいむずむず脚を解消して、すっきり眠れる夜を過ごしたいですね!