女性の方はスカートを履く時に、どうしても気になるのがふくらはぎの膨らみ。
気がついたらガチガチに硬くなり、ぽっこりとコリ固まってはいませんか?
ふくらはぎのコリは見た目にも悪いですし、足まで張って靴が履きづらくなることも。むくんだ感じも辛いですし、足がだるくて疲れが抜けない感覚も嫌ですよね。
そんなふくらはぎのコリの原因と、手軽にできる解消方法を紹介します。
ふくらはぎのコリの原因は?
ふくらはぎはポンプ
ふくらはぎを構成する筋肉には足を支える以外にも、血液や老廃物を心臓に戻す役目があります。
心臓から送り出された血液は、重力の働きもあってどうしても下半身にたまりがち。しかも心臓へ戻すとなると重力に逆らう動きとなり、心臓のポンプだけでは上手く戻ってくれません。
それをサポートするのがふくらはぎの筋肉で、ここが動くことでポンプを補助することに。
「ふくらはぎは第二の心臓」とも呼ばれるのは、この役目があるからです。
長時間の疲れが
ふくらはぎを動かすことで、下半身に溜まった血液などが心臓に戻っていきます。しかし長時間立ち続けたりすると、ふくらはぎも疲れてしまいます。
するとポンプが上手く機能せずに血流が悪くなり、老廃物がたまることに。
これがふくらはぎのコリとなって、私達を悩ませてしまうのです。
足が冷えてしまうと
ふくらはぎの疲労以外にも、老廃物が溜まってコリとなる原因があります。
それは足全体の冷えによる血管収縮で、血液が流れにくくなって老廃物が溜まってしまうのです。
老廃物がたまると、ふくらはぎが更に冷えて疲れの原因に。動かないので老廃物が更にたまり、コリとなる悪循環を招いてしまいます。
ふくらはぎのコリの解消方法は?
体を温めよう
ふくらはぎのコリを解消するには、体を温めて足の血流を良くする必要があります。
体を温めるには、ぬるめのお風呂にゆっくり浸かるのがおすすめ。全身を湯船につけるとのぼせるようなら、半身浴や足湯でも体が温まります。
また普段から、お腹から下半身・足にかけて冷やさないようにするのも大切です。
ストッキングを履くだけでも違いますし、素足を出し過ぎない事もふくらはぎのコリ予防に。真夏なども気がつくと足が冷えていることがあるので、冷房が強い場所では注意しましょう。
お風呂で優しくマッサージ
湯船で体を暖めている間に、優しくふくらはぎをマッサージするとさらに効果的。両手の親指と中指で輪を作り、足首から膝にかけて力を入れてゆっくりなぞっていきます。
この時、中指側がふくらはぎに触れるようにし、ふくらはぎに達したら少し力を強めましょう。2・3回繰り返した後に、ふくらはぎを何度か揉んであげるとコリ解消につながります。
麺棒を転がそう
お風呂上りに麺棒を使ってふくらはぎをほぐすと、手で揉むより効果が期待できます。
麺棒は100円ショップの台所用品売り場にありますし、ラップの芯でも代用可能。あまり長いと使いづらいので、20センチ前後のものを用意しましょう。
手順としては、麺棒を両手で持って足首の方からふくらはぎへと押し上げるだけ。少し強めの力で行うと、コリに強く刺激が入ります。床に座って足を浮かせて行なっても良いですが、椅子に座って行うと動かしやすいですよ。
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*急がずゆっくりふくらはぎを潰すように、下から上へと移動させましょう。
ストレッチでコリをほぐそう
長時間立ち仕事をする方や、デスクワーク中心の方もふくらはぎがコリやすい傾向が。疲れを自覚する前にストレッチを行なって、ふくらはぎのコリをほぐしましょう。
ストレッチの方法はいくつかありますが、特に簡単なストレッチ方法をひとつ紹介します。
◆ふくらはぎのコリをほぐす簡単なストレッチ方法
1.足の裏を床につけた状態から、かかとを浮かせてつま先立ち状態を作る
2.この時、ふくらはぎに力を入れる事を意識する
3.10秒ほどつま先立ち状態を続けたら、ふくらはぎから力を抜いてかかとを降ろす
4.これを3~5回繰り返す
椅子に座っているときにもできますし、立っているときにもできるストレッチです。立っている時に行う場合は、壁に手をつくなどして転ばないよう注意しましょう。
コリをほぐしてすっきり!
ふくらはぎの硬いコリは、見た目にも悪いですし、足が重く感じる原因にも。ここから足の冷え性に繋がる可能性もあるので、なるべく早いうちにほぐしたいですね。
今回紹介した方法は、すぐにコリが解消できるものではなくいため、大事なことは長く続けることが大切。毎日行うことで少しずつコリが柔らかくなり、気がついたらすっきり美脚のご褒美が待ってます。
すらっと足美人になるために、足のコリを少しずつほぐしていきましょう!
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