山車・神輿・屋台それぞれの違いとは?人が乗っても良いのはどれ?

最終更新日: | 役立つ雑学 | , , ,

供の頃に地元のお祭りで、お神輿を担いだ経験はありませんか?

地域によっては、山車を引いた経験がある方もいるかと思います。更には「大人にならないと駄目」なんて地域もあるかも知れませんね。

全国各地のお祭りに欠かせない山車神輿ですが、どのような違いがあるのでしょうか。

山車・神輿の違い、また屋台はどう違うのか?といったことについてまとめましたので紹介します!

スポンサーリンク

山車と神輿の違い

mikoshidashi1

山車とは

山車「だし」と読み、お祭りの際に人力でひいて動かす出し物の事を指します。

山車が使われるお祭りでは、京都の祇園祭や大阪の岸和田だんじり祭がとても有名です。

山車の形状は空へと伸びる山型のものが多く、高さが10m近くになるものも。

というのも山車は、山におわす神様の依代として用意されたものだから。そのために山のように高く作り、頂上に鉾(ほこ)や刀を立てて目印としています。

本来は祭り期間中に神社に置いていたのが、やがて車がついて移動可能に。人力で押したり引いたりすることで、地域を回る現在の形になりました。

*祇園祭の山車(山鉾)も、大勢の人が引いて移動させます。

ちなみに山車という名称は、神様の依代として「外に出しておくもの」から名付けられたという説が。その他には地域を回る演舞などの、「出し物」から名付けられたという説もあります。

山車に乗るのは

山車は神様が宿るものと考える一方で、神様をもてなすために人が乗るものという考えもあります。

神様が一番高い場所に、その下に太鼓や笛の演奏者を乗せて神様をもてなすと言われています。

また昔からのお祭りですと、依代して人形や幼子を乗せる事が。祇園祭では男の子が神様の依代として、山車に乗せる事で知られていますね。

もっとも現在では神様の依代という部分が薄れ、頂上近くまで人が乗ることが。だんじり祭では山車の屋根に人が上り、勇ましく動く様子が見られます。

スポンサーリンク

神輿とは

神輿「みこし」と読み、御神輿・お神輿などと呼ぶ事もあります。

人が担ぐことを前提とした作りとなっており、お宮を模した屋根の付いた形状が一般的。500キロ近い重量になるものもあり、このクラスですと50人近い人数で担ぐ必要があります。

神輿は神社などで祀る神様を、一時的に神社の外などに移動させる際に使う神具。「輿」には「人を乗せるもの」という意味があり、神がつくことで「神様の乗り物」という意味となります。

そのためお祭りの時に担ぎ出されるお神輿の中には、神様が宿ると考えるのが一般的です。

*神輿の中心部に見える部分に、神様が宿るとされています。

神輿のマナー

神輿は氏子(神社周辺の地域に住む、神社の祭りに積極的に参加する人)が担ぐものとされています。

しかし地方の過疎化やまちおこしのために、氏子以外が担いでも良いとされる祭りも。飛び入り参加ができる場合もありますが、事前申し込みが必要な場合もあるので必ず確認しましょう。

また祭りのしきたりなどにより、当日参加が可能でも断られる場合もあるので注意が必要です。

更にお神輿は神様が中におわすものという考え方から、神輿の上に人が乗るのはタブー。近年の大きなお祭りでは、人が神輿の上に登ったことで大問題に発展した例もあります。

神輿そのものも文化財に指定されている場合もあるため、その場のノリで神輿に乗るのは止めましょう。

山車と神輿の違いのまとめ

山車と神輿の違いを、簡単にまとめると次の通りになりますね。

  山車 神輿
形状 山型 お宮型
移動方法 人が担いで移動 人が押し引きして移動
神様 頂上にいると考えられている 神輿の中にいる
乗っても良い場合もある 乗ってはいけない

屋台とは

mikoshidashi2

山車の一種

地域によっては神輿でも山車でもなく、屋台(やたい)を出すお祭りもあります。

祭屋台と呼ぶ場合もありますが、いずれも山車の一種です。また祭りや地域によっては「山鉾」「だんじり」と呼ぶこともあります。

山車(山鉾・だんじり)は山を模した形をしていますが、屋台は山車に屋根をかけた形状。屋根がある台座なので、「屋台」と呼ばれるようになりました。

ただし地域によっては山型をした山車でも、全て「屋台」と呼ぶこともあります。

*祇園の山鉾ととちがい、屋根がついた形をしていますね。

違いを知ると更に楽しくなる!

山車も神輿もお祭りには欠かせないものですが、似ているようで意外な違いがあります。

神様に来ていただいて、人が引っ張って賑やかに地域を回る山車

神社にいた神様に一時的に乗っていただき、人が担いで地域を回るお神輿

山車は人が乗っても良い場合がありますが、神輿は人が乗ってはいけない点が一番の違いですね。

それぞれの違いを知ってから参加すると、更に祭りが楽しくなりますよ!

スポンサーリンク

おすすめ記事

関連記事

台風の目とはどういう意味?どうして出来るの?中はどうなってる?

よく話題の中心となっている人のことを、「台風の目」と言う事があります。 一方で台風が接

記事を読む

終日の読み方や意味。全日との違いは何?使い方はどうする?

事故などで電車が運休となってしまうと、出勤やお出かけに影響が出てしまいますね。少し待てば運転

記事を読む

シールやラベルを上手にはがす方法!コツやポイントは?

子どもたちが、あちこちに貼ったシール。 はがしそびれた値札… シールって、長い間そのまま

記事を読む

干支(十二支)の順番と読み方は?簡単な覚え方もご紹介!

日本人の年齢確認の中には、「何年(なにどし)生まれ?」と聞かれることがたまにありますね。こう

記事を読む

「充分」と「十分」の違いとは?どう使い分ける?

「車にはじゅうぶん気をつけて!」と書くとき、 あなたは「充分」、「十分」どちらの漢字を書きますか?

記事を読む

2015年は未年(ひつじ)!干支・十二支の由来・意味は?

年末が近づくと、年賀状のこともあって、 次の年の干支が気になりますよね。 干支をモチーフ

記事を読む

靴のイヤ~な臭いの原因は?臭いの消し方には何があるの?

靴の臭いって、気になりますよね。 外出先で、靴を脱ぐ機会がある場合など、 特に気になるの

記事を読む

ゲン担ぎに!縁起の良い1桁と4桁の数字は何?逆に縁起の悪い数字は?

ナンバープレートの数字が、好きなものを選べるようになってだいぶ経ちます。希望する数字が空いて

記事を読む

百聞は一見にしかずには続きがあった!?その言葉の意味や由来とは?

日常生活や人生での様々な節目において、参考になったり戒めとなる言葉があります。 例えば

記事を読む

「ずつ」と「づつ」の違いや使い分け!正しいのはどっち?

先日メールで「3個づつ」と書いて友人に送信したところ、「ずつ では?」と指摘のメールが。その

記事を読む

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

ムクゲ(木槿)/ムグンファ(無窮花)の花言葉とは?開花時期はいつ?

日本を代表する花と言えば、桜の名前がまず挙がりますよね。日本の

淡く可憐なコスモスの花言葉とは?開花時期や色による違いもご紹介!

https://youtu.be/-UfAo-AEn68 秋が近

すずらんの花言葉とは?フランス語での違いと怖い裏花言葉も紹介!

春になると様々な花が咲き、私達の目を楽しませてくれます。 その中

雨の日でも自転車に!レディース向けレインコートのブランドならコレ!

毎日の通勤や買物に、自転車は無くてはならないアイテムです。

神戸開港150年記念、kobeみなとマルシェ!2017年春の日程と見どころ!

兵庫県の神戸といえば、オシャレで食べ物も美味しい港町。

→もっと見る

スポンサーリンク

PAGE TOP ↑