社日の意味や由来とは?2017年はいつ?

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より日本では、その時期に合わせた様々な行事が行われています。カレンダーを見ていると、そんな行事の日が書かれていて、見ているだけでワクワクしますよね。

そんな中で一つ気になったのが、「社日」というもの。文字だけ見ると、会社や社会に関係する日なの?と思ってしまいますね。

そんな読み方も気になる「社日」の2016年の日付やそのの意味や由来などをまとめてみました。

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社日とは

読みは「しゃにち」

社日ですが、読みは「しゃにち」と言います。

地域によっては「春社」「秋社」とも言うので、これなら知ってる人もいるのでは。しかしどちらにしても聞きなれない言葉で、初めて知ったという人も多いかも知れませんね。

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社日は雑節の一つ

社日は節分や八十八夜などと同じく、「雑節」の一つです。

日本には四季をおよそ24等分にした、「二十四節気」という考え方があります。春分・秋分・夏至・冬至などが二十四節気で、様々な行事を行うお馴染みのものですね。この二十四節気は元々中国で行われていたものが、日本に伝わったもの。そのため日本の気候に合わせると、ちょっと合わない部分が。

なので「日本では取り入れたい、季節の行事がある日」を補ったのが雑節なんです。

2017年の社日はいつ?

年に2回もある!

社日は「春社・秋社」とも言われているのは、二回ある関係で分ける必要があったから。字を見て判る通り、社日は春と秋の二回あるんですね。春分と秋分に似ていますが、社日は春分・秋分に深い関わりがあります。

社日の日付は、春分、または秋分に一番近い「戊(つちのえ)の日」となります。

ただし春分、または秋分が「癸(みずのと)の日」の時は注意が必要。というのも、戊の日と戊の日のちょうど中間にあたるのが、春分、または秋分になるからです。

この場合は、
・春分・秋分になった瞬間が午前中なら前の戊の日
・春分・秋分になった瞬間が午後なら後の戊の日
が社日となります。

2017年(平成29年)では、
・春分(3月20日)に一番近い戊の日は、3月22日。
・秋分(9月23日)に一番近い戊の日は、9月18日。

ですので2017年の社日は、

3月22日(水)【春社】
9月23日(土)【秋社】

となります。

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ところで戊の日ってなに?

戊の日とは聞きなれない言葉ですが、一定の周期を繰り返す「十干(じっかん)」の一つ

日めくりカレンダーに「戊午(つちのえ・うし)」などと書かれているのを、見たことがありませんか?この前の部分が十干で、後ろの部分は干支でお馴染みの「十二支」なんです。

・甲(こう・きのえ)
・乙(おつ・きのと)
・丙(へい・ひのえ)
・丁(てい・ひのと)
・戊(ぼ・つちのえ)←戊の日
・己(き・つちのと)
・庚(こう・かのえ)
・辛(しん・かのと)
・壬(じん・みずのえ)
・癸(き・みずのと)

以上が十干で、占いに使ったり順番を表すのに使われてきました。

社日の意味や由来

土地神様が

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社日を決める「戊の日」には、土が密接に関係しています。その意味は「つちのえ」という言葉にある通り、「土の兄」というもの。

ちなみに兄という表現は、「陰陽」の「陽」を表す言葉となります。陽は光の側面で太陽を表す、陰陽という中国の考え方の一つ。こう書くと難しそうですが、簡単に「土に関係のある日」と考えましょう。

五穀豊穣を願って

また社日の「社」には、その土地を守護する「産土神(うぶすなかみ)」という意味があります。地域ごとに産土神は存在し、守護する土地を豊かにしてその土地を生きる人を守ってくれ存在。

そのため社日には大地に感謝し、産土神を祀って五穀豊穣を祈願する習わしがあります。

一般には、

・春の社日… 麦や米などの五穀を奉納し、この年の豊作を祈願します。
・秋の社日… その年にとれた最初の稲(初穂)を奉納し、感謝を神様に伝えます。

ちなみに産土神は引越しなどでその土地を離れても、一生守ってくれる神様という側面も。なので安産の神様という考え方もあり、子供が欲しい方や妊婦さんに人気の神様でもあるんです。

大地は女性の象徴とも言われていますし、五穀豊穣と子宝祈願はどこか似ているのかも知れませんね。

お酒を飲むと耳が良くなる?!

社日はその土地に密接に関係しているため、地域ごとにその特色が大きく変わります

例えば産土神がいらっしゃる日なので、社日には土を触らない・農作業を行わないというものが。これはお祭りの日は休んで、日頃の労をねぎらうという側面もありますね。

□筥崎宮の秋季社日祭(お潮井とり)

*福岡の筥崎宮では、海岸の砂を集めて清める「お潮井とり」という風習が。この砂にはお清め効果があり、体にかけたり新築物件にかけたり畑に巻いたりするんですよね。

また社日に鳥居のある神社を七社お参りすると、ボケ防止や痛風よけにつながるという言い伝えもあります。

更に春社の日に日本酒を飲むと、そのお酒は「治聾酒(じろうしゅ)」になるとか。耳が悪くなるのを防ぐそうなので、この日は美味しく日本酒を飲みたいですね。

あなたの地元でも…

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農業に携わる方以外では、知らない人も多い社日。しかし地元に密接した日なので、地元の神社のお祭りが行われることも多いんですよ。

あるいは昔から伝わる風習で、春先や秋口に行うものは、社日が関わっているものも。

自分が知らなかっただけで、実はこの風習が社日が由来という事もあるかも知れませんね。気になったら確認してみて、その土地ならではの「社日」を楽しんでくださいね

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